【第五人格】Welcome to the manor【identityV】 (ページ2)

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Comrade ページ2

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戦車が走っている音、人の怒鳴り声、銃を発砲する音、戦場はいろんな音がする

そんな音をずっと聞いていると頭がおかくなりそうだ

だが俺たち傭兵はそんな戦場を駆け巡るのが仕事だ

辺りを見渡すとたくさんの兵士達が血を流し亡くなっているのがわかった

いつか俺もこうなるのか、と兵士達を見ていたらAが手を掴んで

「ここから生き残ってナワーブとお揃いのピアスを買いたいなぁ…！」

と言った。

Aのことだから元気づけようとしてくれたのだろう

「Aはピアスの穴開けてないのにか？」

と返事を返すとAは頷いた

「そうだな、どんなのにするか迷うな」

「うーん、リングピアスとか？仕事中でも邪魔にならないから付けてられるよ」

「その前に穴あけるんだぞ」

「そ、そうだった.....い、痛くなかった....？開ける時」

「まぁ、戦場での怪我よりは全然痛くないな」

「それとこれは違うじゃん！！」

「そうか？」

「全ッ然違う」

「なら俺が開ける「ほんとに！？」か？」

俺の言葉を被せるくらいなのだから自分で開けるのがよっぽど嫌なのだろう

戦場での怪我に比べれば虫に刺されたくらいの痛みなのに

「じゃあ、基地に帰ったら開けてね！」

「約束だからね！」

「わかった、わかった、帰ったら開けてやるよ」

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