【WT】白い尾っぽと、検証と。【反応集】

つづき。 ページ26

•あおいろさん


kn｢ごめんって。……その分、一緒に居るからさ。｣


彼の腰に抱きついて外へ出させまい、とする貴方。

なんでも、彼は外へ急用が出来たようで。

……それは、貴方がついて行っては行けない用事らしいのです。

きんときがいなきゃ生きてけない。行かないで。
そう伝えると、


kn｢うーん……ごめん。その代わり、ずっと通話繋いどこう？｣


…及第点、ですかね。

貴方が渋々彼と離れて送り出せば、

どこか軽い足取りで外へと向かう彼。

……逃げようとなんか、してないよね。





•むらさきいろさん


sm｢…おい。また勝手にスマホ見ただろ。
あと、盗聴器も……｣


……彼が何をしてるのか。
それが気になって、ついついしてしまう行動をまた彼に咎められます。

だって、スマイルが離れていかないか、怖くて……と貴方が言い訳すれば、


sm｢お前なぁ……。…言ってくれたら見せるだろ｣


……一見優しそうに見えるけど、その裏に隠れた恐怖心を貴方は知っています。

どう別れればいいか相談していたことも、こっそりヤンデレの対処法を調べていたことも、ぜーんぶ知っているのです。

だからといってどうもしませんけどね。

……あの彼が虚勢を張っているのが、何よりもこの行いの素晴らしさを感じさせるの。




•きいろさん


kr｢ぃ、いや……欲しいものは、特にない、からさ…｣


いつも通り彼の欲求を聞こうとすれば、何度目かのそれを返されます。

ここ最近はずっとこうです。

貴方のお願いを叶えるのが生きがい。何かあったらなんでも伝えて。と言うと、


kr｢う、うん。思いついたら言う、よ……｣


…きっと、彼は遠慮しているんだ。

そう考えた貴方は、もっともっと彼に尽くします。

料理は好きなものをフルコースで。

お金は言われなくてもあるだけ出すし、彼の為なら。とこの身を汚しながら働く貴方には、現実なんて見えていないのでしょう。

……だって、見えているなら彼の思うことなんて直ぐに分かるでしょう？

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