【WT】白い尾っぽと、検証と。【反応集】

ねぇ、きらい。 ページ3

『……ｯ、もう君のことなんか嫌いっ！』

喧嘩の勢いで出た言葉。
こんなこと、言うつもりなくて。
…なるべく早く、撤回しないとね？


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•みずいろさん


nk「ｯ！俺もAなんか嫌いだし！！」


そう言って自分の部屋へ帰って行った彼。
お互いに良くも悪くも、子供っぽいところがあるのでつい言い返してしまったようです。


冷静になって考えてみれば、先程までが嘘のように自分の良くなかった点が思い浮かびます。

言い返した彼の目には確かに水の膜が張っていて、それが決壊するのも時間の問題でしょう。

彼が塞ぎ込む前に、
早く謝りに行きませんか？




•あかいろさん


br「……、僕はAのこと好きだけど？」


そういう彼は悲しそうに笑っています。
きっと、この言葉が衝動的に出たものだと分かっているのでしょう。


思い返してみれば、事の発端は些細なこと。
それに、自分が一方的に怒っていただけでした。


br「……ごめんね。僕も悪かったよ。」


そう呟く彼。
彼の悪かったところなんて、今はもう思い当たりません。

早く謝って、甘えましょう？



•みどりいろさん


shk「ｯ、……そうかよ。」


言い返さない彼。
言葉だけでは平気そうに聞こえますが、
その綺麗な緑の目からはとめどなく涙が溢れています。


shk「…っおれ、部屋にもどる」


彼はそう言って部屋へ駆け出していきました。

溢れた涙が蛍光灯の光を反射して光ります。


彼がこれ以上涙を溢れさす前に、
謝りに行くことにしましょう？

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