story７７ ページ29
紬side
矢島さんに会った後（貴方）が無性に心配になった
（貴方）の元カレがあそこまでやばい人だったと知ってからだ
ｶﾞﾁｬ
玄関のドアを急いで開ける
リビングに行く
（貴方）がいると思ったから
「いない...」
リビングにはいなかった
キッチンにもお風呂場にもトイレにも
残りは（貴方）の部屋
ｶﾞﾁｬ
「（貴方）？」
声をかける
カーテンが締め切った暗い部屋
その中に小さい背中が動いていた
（貴方）だ
「（貴方）！」
駆け寄る俺
（貴方）「つ、紬...」
手を耳元に当てて震えている（貴方）
もしかして矢島さん
「（貴方）、落ち着いて」
泣いている（貴方）を抱き締める
（貴方）「大丈夫だからっ...離して...」
「大丈夫なわけない。とにかく少し休もう」
（貴方）を立ち上がらせて布団に入らせる
俺は（貴方）の手を握った
そうでもしないと矢島さんに取られてしまう
そんな気がしたからだ
（貴方）「紬...？」
（貴方）は俺が手を握ることを疑問に思っているみたいだ
「こうすれば安心すると思って」
（貴方）「そっか...。ありがと...」
ごめんね、（貴方）。
《（貴方）が》じゃなくて
《俺が》安心するんだよ
（貴方）が俺のものだって
俺は自分勝手な男だね
そんな俺を知ったら（貴方）は離れてっちゃうのかな...？
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JUMP有岡(プロフ) - 天ノ弱な月猫さん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！更新頑張ります！ (2018年4月5日 22時) (
レス) id: 116ef02a2a (このIDを非表示/違反報告)
天ノ弱な月猫(プロフ) - 凄く面白いです！応援してます！更新待ってます！ (2018年4月5日 22時) (レス) id: 5bf48274f0 (このIDを非表示/違反報告)
JUMP有岡(プロフ) - まゅさん» はじめまして！読んでいただきありがとうございます！更新頑張ります！ (2018年2月10日 9時) (レス) id: 116ef02a2a (このIDを非表示/違反報告)
まゅ - はじめまして、こんばんは。楽しく読ませて頂きました!主人公の気持ちとても分かります！同じ立場になったことあるので…共感できます!これから更新楽しみにしております! (2018年2月9日 23時) (レス) id: 774a1b554a (このIDを非表示/違反報告)
JUMP有岡(プロフ) - 白露 。さん» コメントありがとうございます！そう言っていただきとても嬉しいです！！！ (2018年1月20日 0時) (レス) id: 116ef02a2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：JUMP有岡 | 作成日時：2018年1月3日 16時
