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拾話 ページ11

紅丸side



紅丸「今あいつの声が聞こえた」


おじさん「紅丸ちゃんいっといで!」


紺炉「若っ!Aを頼む!」


紅丸「あぁー行ってくるぜ!」


ブゥンボォー!



紅丸は自分の能力で飛び、そして



「っ紅丸さん助けてぇぇーーー!」



紅丸「へっ呼んだなA」


「えっ」


スタッ



紅丸「またせたな」



こいつ泣いたのか

大丈夫だ俺が来たからな

絶対もう二度とAを泣かせはしねぇー


紅丸side終了









「えっ」


わたしは今夢でも見てるのかな。

紅丸さんがここにいる



声が届いたのかな



紅丸「またせたな」


「紅丸さんっ!」


スタスタ


Aは紅丸のところにいき抱きついた


それを紅丸は優しく細い腕を折らないようにしないように抱き締めた



すると紅丸はAの回りにいた男どもを睨み付けた


男ども「ひっ?!」



紅丸に睨まれた男どもは怯えそそくさと逃げていった


女を一人残して



母「ちょっとあなたたち!待ちなさい!」



紅丸「おいババァー待ちやがれ」



逃げようとした女に声をかけた


母「何よ」


紅丸「てめぇーAのなんだ?」


母「はぁ?その役立たずの母ですよ。まぁ本当の母じゃないですけどね。それが何か?」




紅丸「役立たず?誰の事を言ってんだババァー」


母「あなたの所にいるその役立たずよ。あと誰がいるのよ?」



紅丸「……」(こいつは…)



紅丸はまだ抱きついているAを見た
怯えていた体が震えているのだ




それを見た紅丸は今度強く抱きしめ


紅丸「こいつは役立たずじゃねぇー」


「っ紅丸さん…」


母「なら役立たずじゃないのなら何よ?おもちゃ?」


紅丸「ババァーはバカなのか?へっ





Aはこいつは俺たちの家族だ!てめぇー見てぇーなバカなババァーにこいつはやらねぇー!」


「紅丸さん…グスッヒック」


紅丸「…もしまたここにきてこいつに手を出してみろ。今度はてめぇーをぶっ殺すかんな!」



すると女は紅丸の言葉を聞いた瞬間怯え逃げていった








紅丸「A大丈夫か」


抱きついているAに声をかける紅丸に


ポロポロ


「っはい…グスッありがどうございます紅丸さん!」



ポンポン


泣いているAの頭を優しくポンポンとしてくれる紅丸





紅丸「……帰るかA」


「ヒックはい…」


紅丸「いつまで泣いてんだ。帰ったとき紺炉が心配するぞ」


「はい!」




帰る


みんなの所に早く帰りたい…

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カオリ(プロフ) - やよいさんコメントありがとうございます!違う作品を書くのに夢中になってしまいました!楽しく読めていただけて嬉しいです!更新していきますので、これからもよろしくお願いいたします! (2021年4月2日 18時) (レス) id: ef7223e9a6 (このIDを非表示/違反報告)
やよい - とても面白かったです 文をまとめるのがすごく上手ですらすら読めて見ていて楽しかったです!更新楽しみにしています (2021年4月2日 16時) (レス) id: 90306a3c24 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カオアップル | 作成日時:2021年2月21日 1時

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