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壱話 ページ2

はぁはぁはぁ…




「ここ何処だろう……くしゅん!」


捨てられて何処かに行く宛もないし…



「はぁーここで死ぬのかな…」



それに今雨も降ってるし、最悪だよ。


…あれ?なんだろうあの門



「…浅草?」


入ってみよー



テケテケ


「うわぁー!凄い何ここ別の場所みたいだ……くしゅん!」



うー寒い…



「あっあそこ!誰にもバレないしあそこにいよう。」


テケテケ


うーんでも寒い。だけど勝手に部屋に入るのはなぁー


「タオルあるし、これで我慢しよっと」





何でわたしは母の役に立てなかったのかな?
でもそうだよね。こんな娘いらないよね。



「はぁー……」



?「おい…」


ビクッ!


「だっ誰?!」


?「おめぇーこそ誰だ?それに浅草じゃぁー見ねぇー顔だな。」


「あっえっと…その…」


?「はぁー分けありか。」


「…はい」


?「何でそんなボロボロ何だ?」


「……」


?「黙ってちゃわかんねぇーだろうが。」


「家族に……捨てられました……」


?「……そうか」


「くしゅん!くしゅん!」


?「…お前名前は何て言うんだ?」


「えっ紅葉Aと言います。」


?「Aかいい名前だな。行くぞ」


「えっ?!行くって何処へ?」


?「いいからついてこい」



グイッ


手を握ったこの人はスタスタと歩いた



この人についていっても良いのかな。本当に大丈夫なのかな?







?「ついたぞ」


第七特殊消防隊?


「あっあの…」


?「……何だ」


「消防隊だったんですね」



?「言ってなかったか」


「言ってませんでしたね。はい…」


?「まぁいいじゃねーか入るぞ。」



「おっお邪魔します」


すると奥から一人の男性が出てきた


?「若!何処に行って…誰だお前?」


「あっえっと!」


?「俺が連れてきたんだ。」


?「ならいいか」


えっ?いいの?あっさりしてる


「ごっごめんなさくしゅん!」


?「んお前体濡れてないか!風呂沸いてるから入れ!」



「えっでも」


?「いいから入れ!」


「はい……」


スタスタ



どうしよう…背中のこれ


ガチャキー



?「おい大丈夫って何だその背中の傷?!」



ビクッ


みっ見られた…


「っ!」


背中を見られてタオルで見られないようにし、しゃがみこんだ


ブルブル


見られたことで震えだした


(どうしようどうしようどうしよう)


すると男性が近づいてきて


ナデナデ


頭を撫でてきた



?「大丈夫だなにもしない。」

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カオリ(プロフ) - やよいさんコメントありがとうございます!違う作品を書くのに夢中になってしまいました!楽しく読めていただけて嬉しいです!更新していきますので、これからもよろしくお願いいたします! (2021年4月2日 18時) (レス) id: ef7223e9a6 (このIDを非表示/違反報告)
やよい - とても面白かったです 文をまとめるのがすごく上手ですらすら読めて見ていて楽しかったです!更新楽しみにしています (2021年4月2日 16時) (レス) id: 90306a3c24 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カオアップル | 作成日時:2021年2月21日 1時

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