太陽のような笑顔 [日向翔陽] ページ1
日向と同級生
キーンコーンカーンコーン
放課後のチャイムがなり、教室から出て部活に向かう者、そのまま家に帰る者
それぞれが学校の終わりの時間を過ごしていた
だが一人だけ、教室から出ず、椅子に座り、外を眺めている人がいた
誰もいなくなった教室
「……なんか暇だなぁー」
私は今家に帰らず、学校に残っていた
部活に入ろうかとも考えたが、やりたいことがない
「……帰ろ」
ガタッ
スッ
スタスタ
「……ん？
これ誰の？」
私は教室を出ようと席を立ち、カバンを持って歩こうとしたとき
床に何か落ちているものに気づいた
「……シャーペン？
日向翔陽？」
日向翔陽と書かれたシャーペン？が落ちていた
席ってどこだっけ？と悩んだが、分からず本人に届けようと思った
そうこの行動でわたしの未来は変わった
スタスタ
「確か日向君ってバレー部だったよね」
わたしは日向君のシャーペンを届けるため、バレー部がいる体育館に向かっていた
そして近づくにつれ、バンバンッという音が聞こえてきた
スタスタ
「……ついたけど、どうしよう」(日向君っているかな？)
わたしは日向君がいるかどうか、中を確認しようとちょうど体育館の扉が開いていたことに気づき近づいた時
バンッ！
「っ？！」
目の前にバレーボールが現れた
当たると思い避けようとしたとき、足が滑り、転んでしまった
「いってて……ビックリしたー」
？「ごめん大丈夫？！」
「あっはい！大丈夫ですって
日向くん？」
日向「あれAさんじゃん！」
日向君だ…
あっシャーペンを渡さなくちゃ
「あっあの日向君、こっ」
日向「あっ血！」
「えっ？」
日向「手！血が出てる！」
と言われ自分の手を見た
「あっ本当だ…」
日向「ちょっとごめんね！」
グイッ
……へ？
急にごめんと言われた瞬間、日向君に逆の手を握られ、体育館の中には入れられた
「えっあっちょひっ日向くん？！」
日向「清水先輩ー！救急箱下さい！」
清水「えっ分かった
そこに座っててもらってもいい？」
「えっはっはい！」(スッゴイ美人！)
日向「ごめんねAさん俺がレシーブミスったせいで…」
「えっだっ大丈夫だよ！気にしないで」ニコッ
日向「っ///」
？「ボケェ！日向ボケェ！レシーブ練するぞ！」
日向「うるせ影山！言われなくともやる！」
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作者名：カオアップル | 作成日時：2023年3月15日 23時
