海軍なら ページ2
とある村
母「キャーーー！誰かわたしの子を助けて下さい！」
男の子「うわーお母さーん！痛いよぉー！」
母「っ何するんですか！この子は何もしてないじゃないですか！！」
中将「なんだと？！よくもそんな事を言えたな！海軍中将である俺様の服を見てみろ！」
バッ
母「それが何だと言うんですか！」
中将「そのガキが持ってたアイスが俺様の服にぶつけて汚したんだ！どうしてくれる！」
母「この子はちゃんと前を向いてました！よく見ていなかったのは貴方の方じゃないんですか！」
中将「なんっだと！このぉー！」
ガシッ
男の子「うわー離してよ！！」
中将は男の子の首根っこを掴んだ
母「っ子どもに何するんですか！離してください！」
中将「ふんっ罰としてこのガキを銃で殺すのさニヤニヤ」
母「そっそれだけは！どうかお許しを！！」
中将「もう遅いわ！！」
カチャッ
母「やっやめてーーーーー！」
バンッ
母「あっあ良かった…………ガクッ」
中将「っ？！ガキがいねぇー！」
男の子「んっえっ！！」
「君大丈夫？怪我はない？」ポタポタ
中将に捕まっていたはずの男の子は、ある一人の女性によって助けられた
男の子「うっうんでもお姉さんが」
「わたしは大丈夫よニコッ降ろすよ？」
スタッ
男の子「あのありがとう！！」
「いいえ早くお母さんの所に行ってあげて心配してるよ」
男の子「うん！」
スタスタ
男の子「お母さーーん！」
ギュー
母「良かった本当に良かった！！貴方本当にありがとうございます！何とお礼を言ったらよいか！！」
「いいえお礼なんてとんでもない！こちらこそ本当に申し訳ありませんでした」
母「え？どうして貴方が謝るんでっ」
中将「A大将どの！！」
バタバタッ
くるっ
「何をしているんですか？それも民間の人間を…」
中将「もっ申し訳ありません！どうかお許しを！！」
「貴方は何のために海軍に入ったのですか？人を助け守るためではないんですか！」
中将「そのわたしは活躍して海軍大将になりたいのです」
「……それで自分に何かした民間人を罰したりして上に上りたいとへー」
中将「ごくりっ」
女性はゆっくりと中将の近くに行き、そして
「海軍大将になりたい？そうですか。でも貴方はなれません」
中将「えっ？！」
カチャッ
「センゴクさんが貴方みたいな人を海軍大将にはしません！一から出直しなさい！！」
ザクッ
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作者名：カオアップル | 作成日時：2020年12月7日 23時
