貧乏女子高生とマフィア〜告白編〜

〜出掛け先〜 ページ24

〜中也side〜

中也｢んだよ太宰｣

俺は太宰に手招きされ今席を離れて端っこへいる

太宰｢中也土曜日どこへ行くのか決めたのかい？｣

中也｢なんで手前が知ってんだよ！｣

本当なんでこんな青鯖が知ってんだよ

何も言わなかったはずだぞ

本当此奴気持ち悪ぃ

太宰｢今中也気持ち悪いと考えたね！酷すぎるよ！｣

中也｢なんで俺の思考を読んでんだよ！まずなんで此処に連れてきたのか言えや｣

太宰｢いや〜中也が思春期の男の子みたいに出掛け先迷ってるんじゃないかと思って〜｣

此奴！！

でも、本心は本当だ

Aが喜びそうな所を頑張って考えているが何も決まってねぇ

太宰｢だから私も考えようと思って！｣

此奴・・・

本当は良い奴なのか・・・？

中也｢本当か？！｣

太宰｢ま、嘘だけど｣

・・・前言撤回

やっぱり腐ってたわ

中也｢手前な！｣

太宰｢まぁ、彼処でもどうだい？w｣

中也｢彼処？｣

太宰｢ほら、最近出来た水族館。結構人気で綺麗だしいよ。デェトポットにもなってるだしいよ！｣

中也｢成る程！｣

確かに綺麗だし、良いかもしれねぇ

中也｢ありがとな太宰｣

太宰｢うぇ蛞蝓からお礼なんて気持ち悪｣

中也｢んだと！｣

ﾌﾟﾙﾙ

太宰｢ん？電話だ。ｹﾞｯ国木田君からだ。まぁ頑張り給え。じゃ私は国木田君から逃げないとだからAちゃんバイバイ！｣

A｢は、はい！｣

と厨房から顔を出して送り出した

探偵社も大変だな

〜Aside〜

中原さんと太宰さん何話してるのだろう・・・

時々中原さんの怒鳴り声が聞こえる

大丈夫かな・・・

只今私は厨房でお客様の料理を作っています

まぁ2人は知り合いだから私は関係ないし聞いたら駄目な話だよね！

店長｢何話しているんだろうね？｣

と店長が尋ねてきた

A｢なんでしょう？｣

丁度店長が話している時太宰さんが帰った

何か誰かに捕まる？そうだ

・・・大丈夫かな？


太宰｢あの2人はデェトと云う事に気づいていないのかい？｣

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