専属トレーナー2

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夏休みも終わり
約束通りお弁当を作る日


今日は1限からびっしりで大変な1日らしい


お昼頃持っていくことになった



「大学って通ったこともないし、中央大もちゃんと入ったことないから緊張…」



そんなこと思いながらも完成したお弁当を持って
いざ中央大へ


車を駐車場に停めて祐希に連絡すると入り口で待っているとの事


石川「あ、こっち！」



「大学って広いね、体育館しか行かないから戸惑う(笑)」


"はい、お弁当"と渡すと



石川「ありがとう！！もー疲れたサボりたい」



「サボるなら没収だよ、食べて頑張って」




石川「お昼ご飯食べた？」



「ううん、まだだよ」




"じゃあ、学食で食べよう！"




と言い出す彼……………ん？



驚きすぎて固まってると私の手をとって中へ



「え！ちょっと！入っていいの？」



石川「一般も入れるから大丈夫、何食べたい？」



と強引に学食に連行された



何があるかもよくわからないのでいつも祐希が食べてる所になった



"俺が誘ったからお金出す、好きなの選んで！"と言ってきかないので言葉に甘えてうどんをお願いした



「「いただきます」」




席について食べるが、周りからの視線が痛い


祐希が人気なのもあるし、私部外者だし


女子に刺される……



石川「俺の好きなものしか入ってない！美味しい」



「それはよかった、量足りる？」



石川「充分！むしろ眠くなりそう(笑)」



私もうどんを食べながら講義とかの話聞いてると



武智「あれ！？なんでいるの！？」


大竹「Aさんじゃん！」


バレー部たちが続々と現れた



山下「おい祐希！なんでお前弁当なんだよ！よこせ！」



石川「これ俺のだからやめろ(笑)」



平田「なんかAさんここにいるの変な感じ(笑)」


「私もそう思うよ(笑)」



私も大学生気分を少し味わせてもらって
午後からの講義が始まるギリギリまで居た


武智「あ、もう時間だ」


「楽しかったよ、ありがとう！じゃあまた練習でね(笑)」


石川「俺送る」


山下「今度俺らにもお弁当作ってくださいね〜！」


「重箱用意すればいい？(笑)」



「ここまでで大丈夫だよ、ありがとう」


入り口まで付き添ってくれた

「午後から寝ないで頑張ってね？」

石川「めっちゃ眠たいけど頑張る(笑)ありがとうめちゃくちゃ美味しかった。また後でね」


祐希と別れて家へ戻る


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(大学生か)

(一緒に通ってたらあんな感じなんだな)

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