専属トレーナー2

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2度目の留学も終わり日本へ帰国した
ついに祐希は4年生へ



キャプテンは祐希
副キャプテンは洸史



今年も連覇を目指して大学最後の大会へ挑む


「日本食ってやっぱり最高」


石川「美味いよね」



石川「……」



2回目のイタリア留学でなにかを感じ取ったのか
ここ最近はずっと考え込んでいる

何か力になれればいいけど…



恐らくは今回もイタリアでプレーしたけど
結局は途中参加という形だから
祐希が試合に出れる回数も少ない

まさかのリベロとしての出場もあったけど
これはレシーブが鍛えられたのでプラスだった


リーグ開幕から参加したいって思ってるんじゃないかな…


グラチャンもあるし、なんせ最後の全カレ
主将としての責任もあるからそこが悩んでいるんだろうな


中央大のみんなならきっと背中を押してくれるよ
特に洸史ならね(笑)


…………洸史は壱青と仲良くやってるのかしら



早く中央大に戻りたいな〜


あんなに暖かくて素敵なチームはない


祐希もホームがあるから安心してイタリアへ行ってると思う



「恵まれてるなぁ」



石川「中央大のこと？」


「うん、いいチームすぎて離れたくないよ」


石川「俺も同じこと思ってた」


「……中央大のみんななら行ってこい！って背中押してくれると思うよ」


石川「…！」



石川「そうだといいな」



「早くみんなに会いたいね主将(キャプテン)！」


石川「バカにしてんだろ(笑)」


「最後か〜早いね」


石川「ほんと、早い」



悔いのないように


あと1年



この背中を支える



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(その前に時差ボケ直さなきゃ)

(全然直んねぇ眠い)


(明日休んでもいいかな……)

(何がなんでも連れてく)

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