専属トレーナー2

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新体制となったが休む日間もなく
5月になり全日本チームでアメリカ合宿が行われている


「アメリカは初めてだな〜」


「関さん何食べます？」


関田「お前呑気だな、こっちは初代表で緊張してるのに」



「関さんもいるからこんなに落ち着いてるんですよ〜」



「私もいるし、祐希にマサもいますよ！大丈夫です」


関田「頼もしい後輩だよ(笑)」

"あ、酔い止めいる？あるぞ"ってスパダリな関さん



飛行機のお隣はマサだった


柳田「アメリカで食べすぎて太るかもな(笑)」


「笑えないよ…私も筋トレ参加しようかな」


柳田「逆に腹筋割れるかもよ？」


「そろそろ私を馬鹿にするのやめない？(笑)」


深津「お前ら本当に仲いいな〜本当に付き合ってないん？」


「「付き合ってません！」」


「兄みたいな感じです」
柳田「妹みたいな感じです」


清水「いや、息ぴったりすぎやん(笑)」


南部「ほら、もう静かにしろよ」


「マサのせいで怒られたわ」

柳田「お前の声がデカイんだよ」


"どっちもどっちやろ！"って清水さんと深津さんにまた笑われた


離陸するようなのでそろそろ静かにする

アメリカまでの長時間の移動

寝たり起きたり……
何回も起きてると目が覚めてしまった


まだまだ時間はある

何しようかと思ってると

小野寺太志くんが起きていた

小野寺「寝れないんですか？」

「うん、寝すぎて起きちゃった(笑)」

"俺もです"と笑う小野寺くん

周りのみんなは寝てるから小声で会話する


小野寺「俺の隣きますか？1個空いてるんですよ」

3人席のようで真ん中が1つ空いていた
その隣はけんたろーだった 爆睡してる


「じゃあお言葉に甘えて(笑)」



「この前のサーブなんだけど＿」

小野寺「ここの速攻_____」


話してる内に気になる点があったので
タブレットで動画見ながら分析してると

思ったより長く喋ってたみたいで朝になっていた


石川「あれ？ここの席だっけ？」


「あ、もう朝？おはよ祐希。ううん、ここじゃない」


小野寺「寝れない者同士で喋ってたんだ」


石川「へーーそうだったんだ」

石川「もうすぐ機内食の時間だよ戻ったほうがいいんじゃない？」


「そうだね、戻るね！小野寺くんありがとう」


小野寺「こちらこそですよ！練習で早速やってみます」


「いつでも手伝うから言ってね」

"はい！"とニコニコと笑顔の小野寺くん


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(顔に出てるよ)

(俺の所に来てくれてもいいのに)

(マサ起きて、ご飯)

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