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其の五十四 ページ10
黒いスーツを着た男の顔面にAの膝蹴りが入る。
「で？あんたどこの人なわけ？」
「い、言うわけないだろ…」
「へえ、何。もっと痛い目にあいたいわけ」
「ひっ！ま、待て！言う！言うから！」
男を見るAの目は冷めている。
「海、道…匠…」
Aはそれを聞くと目を細めて「ふーん…」と言った。
その顔にはやっぱりなと書いてあるかのようだ。
「じゃあさ、坂本の居場所知ってるよね？」
東京都のとある裏路地。
Aが何故東京にいるかは一日前に遡る。
続く
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まゆ - 面白かったです(≧∀≦)続きが、すごく気になります(≧∀≦)これからも、頑張って下さい(≧∀≦) (2018年1月25日 23時) (
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作者名：空と桔梗 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/Kuroraand/
作成日時：2016年1月10日 22時
