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Noside
そんな昼間のハプニングも程々に。
三人は『ふふ 河口湖』へ
としみつがカメラ、ゆめまるがルーム紹介の形で進めていた時、二人より遥か先にルームツアーを始めてしまったのがこの娘。
露天風呂の紹介をしている中で、カメラが音を拾ってしまうくらい大きな声ではしゃいでいたのがこの娘。
ゆ「ここがリビングですね。…もう楽しんじゃってる子がそこにいるんですけど」
と「こら!ベッドの上でぴょんぴょんしないの」
ニヤニヤと笑った梨瑛にとしみつの言葉も届かない。
一旦ゆっくりしようと彼等はカメラを止めた。
___
あんなにも元気だった梨瑛はもう夢の中。爆睡である。
支えの効かない腕でカメラを回しているので、カメラに映るために人が移動するという。
BARから帰ってきた二人はデロンデロンに酔っ払っていた。
ゆ「もう深夜二時っ、あんたどんだけ呑んだか知ってるぅ?」
と「……しらぁん、うるさい、…」
ゆ「うるさいのはとしちゃんでしょ、梨瑛ちゃん寝てんだから。しーっだよ」
二人は明日の予定について話すことに。
こんな状態で話してそれを記憶しているかどうかは知らないが…。
ゆ「んじゃあもういいよ、としちゃん呑みな」
と「…んぅ……」
ゆ「ぴーちじゅーすにしよう。ぴーちじゅーす」
と「……、」
ゆ「おやすみとしちゃん」
と「……太陽まで生きてられたらまた会おうぜ(?)」
…こうして一日目は幕を閉じた。
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作者名:らふら | 作成日時:2020年4月26日 18時