うちの嫁はかわいい短編集 肆【鬼滅の刃】

ずっとそばに。 ＊時透無一郎(夜桜 琥珀さんリクエスト) ページ20

いつまでもきみと一緒にいられたら。



夢主鬼殺隊
無一郎とはまだ付き合っていない
ーーーーーー



無｢A。A？｣


『あ、ごめんなさい。考え事してたの。』


無｢……。なにかあったの？｣


『あ、あのね、私無一郎さんと一緒にいていいのかなって…。』


無｢…｣


『柱でも継子でもなくて…。ただの鬼殺隊の1人なのに。一緒にいていいのかなって』



ふと思ったことがある。
私は柱の人達みたいに強くなんかないし……



『…っ』


そっと彼は私の手を握ると優しい瞳で見つめる。


無｢馬鹿だなぁ…、Aって。｣

くすりと笑う彼。



無「Aが弱いと思うなら僕が守るし、嫌いって言われても離れる気はないし、


僕が好きだから絶対に幸せにするよ。」



安心させるように彼は私の背中をぽんぽんすると大丈夫。そんなに自分を下にみたいでっと優しく囁いた。




任務のときに助けて貰って
お礼を言ったらじゃあこれからも一緒にいようって言われたから

なんで私なんだろう？って思ったらそれを見透かすように君が好きだからって言われて。



こんなに幸せなことはもうないだろうと思う。
うん、この先、きっとそう。



無「泣いてるの？」


『嬉しくて…、もうこんな幸せなことこの先ないだろうなって』


無「これから作っていこう。もっと幸せになりたいな」



私をぎゅっと抱きしめると優しく接吻をした。



『んん…』


無「愛してるよ、A。これからもずっと」







だからとなりにいてほしい

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