うちの嫁はかわいい短編集 肆【鬼滅の刃】

となりに。 ＊宇髄天元 (詩音さんリクエスト) ページ17

その手は離れなくて、話さなくて





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最近てんげんさんの様子がおかしい。



それはつい前のこと。






私はまだ最近になって柱になったばかりなのだが、もともとは宇髄さんの継子だった。


それでどんどん強くなり、やっと柱に。
思いきって宇髄さんに告白した。



宇｢ほぉ。ほんとは俺からするつもりだったんだがなぁ。かわいいなぁ｣


くしゃくしゃと私の頭を乱暴に撫でるうずいさん。



『あ、あの……返事…』


下を向いてうつむいていると彼は私の顎をもつとぐいっと上げる。

目の前にはうずいさんの顔が至近距離に。



『あ…//////』


宇｢ほぉ〜。間抜けな顔だなぁ…まあそんなところもかわいいんだがな。

返事は無理。だな。｣



無理、その言葉にぐさりと心に刺さる。
あー…やっぱり…



でもまだうずいさんは手を離してくれない。
私はその手を離そうとしたとき



宇｢オイオイ。話はちゃんと聞こうぜ。｣



今更なんだ、馬鹿にするのかなと思った。




宇｢俺の嫁にこいよ。A｣



…




『…？







…え？』





ええええ！！！！！！




宇｢んだよ〜。返事しねぇのか？｣



『え、わ、私で…！それって夫婦…っ』


宇｢んだよ。彼女よりも夫婦の方がいいだろ。どの道そうなるんだし。な？｣


『うずいさぁぁぁんんん、お願いします、好きです…すきです！！！』



宇｢お〜、よしよし〜。お前は今日から宇髄A。うずいさんはやめろよ。天元でいいぞ。｣



『てんげん…さん。////』






…ということで見事夫婦となれました…！、
継子のときからまきをさん達とは仲が良く歓迎してくれた。




…そこまではよかったんだけど…







〜柱会議〜






『やっと終わった〜。疲れたぁ』


宇｢よし、んじゃ行こうぜ。｣


『え？私今日任務だけど…』


宇｢おう。手伝うぜ。ほらよ。｣


といきなり姫抱きされる。




『あ、ちょっと！！！！みんな居ますから！！！！』




柱の人達からは｢よもや。可愛らしいな。｣｢夫婦は他でしろ。ここでするな。だからお前たちは…｣｢きゃー！素敵だわ！！Aちゃん！こんなに積極的なのね！きゅん！｣
と…




任務の時はいつもついてくるし、他の男の人と任務のときは俺が行くと相手を辞めさせたり…

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