うちの嫁はかわいい短編集 肆【鬼滅の刃】

病。 ＊冨岡義勇 (詩音さんリクエスト) ページ15

どろどろに溶けて…



夢主 隠
とみおかさんとは夫婦の設定です！
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『あら、とみおかさん？今日は任務お休みですか？？』


冨｢ああ…。｣



今日はめずらしく彼はお休みだった。


昨日は遅くまで任務があり、彼が起きたのはお昼をまわったぐらいの時間だった。


髪がぼさぼさで眠そうな顔をしている。



『ご飯いりますか？』


冨｢…………。｣



彼から返事がないときは疲れている。よほど疲れているのであろう。


そっと彼の肩を揺らそうとするとぐっと手を引かれて、抱きしめられる。


『えっ…』


冨｢………ん。｣


寝ているのだろうか？目瞑っているとみおかさん。離れようとしてもなかなか離してもらえない。



『あ、あの…とみおかさん…っ！恥ずかしいです…』


冨｢…あったかい｣


『…え』


私の胸元ですりすりするとみおかさん。
甘えるのが久しぶりなので嬉しくもやっぱりまだ恥ずかしい。



『起きてます…？』


冨｢コクリ｣


『まだ寝ます？』


冨｢Aと寝る。｣



とみおかさんは断っても聞かない。
だから私は仕方なくよしよしと彼の頭をなでる。

疲れているのだ、少しぐらい甘えたって…



冨｢今日はずっとこうする。｣


『え、私今日買い物に…』


冨｢だめだ。Aは今日はずっと俺のそばにいろ。｣


そして上目遣いをするとみおかさん。
かわいい…っは、でも買い物…



離れようともやっぱり離れてくれず今日は彼と一緒にいることにした。



冨｢いいにおい…｣


『ふふ、そうですか？』


冨｢まだ敬語なのか。普通に話してくれないのか？とみおかもぎゆうと呼んで欲しい…｣


『……っ、け、敬語はくせなので……

じゃ、じゃあぎゆう……』


冨｢！！｣


『さ、ん…//』


冨｢………(可愛い)｣


にこりととみ…ぎゆうさんは笑ってくれた。


冨｢ずっとこうしていたい。｣


『ぎゆうは忙しいもん…ね。』


冨｢Aは可愛いから誰かに取られないか心配だ…。鬼にも喰われないか…。。俺はお前がいないとだめだ…。｣


今日はとっても弱気なぎゆうだった。
どうしたのだろうと思ってもそればかり。


すると突然首筋に痛みが走る。



『っっ…！！！』

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