あなたと共に。 ＊継国縁壱 （智美さんリクエスト） ページ12
もし離れてしまうことがあっても
忘れないでいて欲しいな
ーーーーーーー
『縁壱〜！！』
「ん？？あぁ、A。おはよう。」
彼は私におはようと言うと髪をわしゃわしゃと撫でた。
『ふふ、縁壱って優しい手してるよね〜』
「そうか？」
『うんうん！お日さまみたいなの、ぽかぽかしてる』
「ふっ、Aは面白いことを言うな。でもお前が喜ぶなら嬉しい。」
なんてたわいもないことを話す。
私はこれが好きだった。
そっと下を向く。
この時はずっと続けばいいのに。
そんなことを言ったら彼は困るだろうか？
『あの、縁…』
「………。」
彼はぼーっと空を眺めている。
『縁、壱…？』
「兄上…」
『……っ』
少しだけ聞いたことがあった。
彼には尊敬出来る兄がいて、大好きで…、大切で…
私、私よりも…うん、きっと大事なんだろう。
ふと空をみると彼はつぶやく。それを見る度心が締め付けられる。
縁「______、______？A！」
『わ！近い！』
気がつけば少し動いたら鼻が当たりそうなほど彼の顔が至近距離にあった。
びっくりして後ずさると彼はどうした？と言った。
『ううん、考え事、してただけ。』
にっこりとそう言うと彼はそうかと優しく笑った。本当は私のことどう思ってるの？っていいたいけれど、彼を困らせたくない。
こうやって少しでも一緒にいられるだけで幸せだと思えた。気になることもあるけれど自分の気持ちは押し殺した。
…
…でもやっぱり耐えられないときはやってくる。
_______________
それはある日の鬼狩りの最中だった。
私は縁壱と一緒に鬼が出るという情報を聞いてある村に訪れていた。
『鬼って本当にいるのかな？』
縁「……どうだろうな。」
少しそっけなく彼は返した。
特に疑問も感じなく、私たちは近くの目撃情報があった林へ向かった。
もう夜中、あたりは静寂につつまれていた。、
ひっそりと虫の音が聞こえたり、風で草がなびく音が聞こえる。
縁「…………。」
『………っ』
鬼があらわれない。
いないのだろうか？
『鬼、いな…』
縁「くる。」
『え』
突然ガサガサと音がして、黒い影が現れる。
ゆらりゆらりと歩いては私たちに近づいてくる、。
「ほう？女がいるぜ。しかも若い女だ！！！ひゃはは！ごちそうが増えるぜ！！」
縁「A、下がっていろ。俺がやる。」
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廣岡唯 - 友達になろうぜ (2023年3月25日 15時) (
レス) @page23 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーちゃん - たくさん話せるかどうか分からないんですけど、お友達になりたいです♪え、でももう遅いですよね…！遅かったらいいですよ〜^^ (2021年5月8日 22時) (レス) id: b6675e0b36 (このIDを非表示/違反報告)
蒼凪(プロフ) - チッピーさん» お返事遅くなりすみません！見ていただきありがとうございます！リクエスト大丈夫ですよ^ ^ありがとうございます！ (2021年2月24日 23時) (レス) id: 83a8ebb96b (このIDを非表示/違反報告)
チッピー - こんにちは!いつも見ています!あのぉ。おわったところで申し訳ないのですがリクエストです。猗窩座のヤンデレがみたいです。できたらでいいですよ。本当におわったところですいません!! (2021年2月4日 18時) (レス) id: 52e46aee46 (このIDを非表示/違反報告)
蒼凪(プロフ) - 美桜さん» 返信遅くなりすみません…！いつも読んでいただきありがとうございました〜！コメントすごく励みになりました(><)ありがとうございます！ (2021年2月3日 0時) (レス) id: 83a8ebb96b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼凪 | 作成日時：2020年1月3日 0時
