続き ページ46
『あの女は戦える状態じゃないよ。もうアタシが動けないように怪我をさせておいたからねェ。
まあ、もともと戦える状態じゃなかったけどねェ。』
…は？アイツ今何を言ったんだ？
Aに怪我をさせた…？
もともと戦える状態じゃない…？
『ふふふ、その顔最高にいいわァ。もっと怒りな………は？』
その瞬間鬼の首が地面に落ちる。
『う、うそ…切られたの…？』
炭「俺のAを傷つけたのか？」
炭治郎の目は怒りで我を失っていた。
そっと冷たい視線を鬼に向ける。
鬼は冷や汗が止まらない。
涙を流し、嗚咽が漏れる。
『ひぃ…嫌だ、嫌だ…死にたくない…
助けて助け……』
途中で消えた鬼。
俺は必死で彼女の匂いをさがした。
ふっと微かに匂う優しい匂い。
俺は急いでそこに向かう。
頼む、生きててくれ…
＊＊＊
炭「…っいた！」
そこには木に寄りかかっているAがいた。
炭「A！！」
『た…んじろ…？』
俺は彼女を抱きしめる。
ほんのりと彼女の温もりが俺に伝わる。
炭「よかった、よかった…」
ただ頬が少し赤い気がして、俺は彼女のおでこを触ると、あつい。
炭「お前！熱出てたのか！！」
俺は急いで森をでて、近くの町の医者にみてもらった。
〜〜〜
彼女は軽傷だったようだ。ただあの熱で動くのは厳しいと言っていた。
炭「…A」
俺は眠っている彼女をそっと撫でる。どうして黙っていたんだと早く聞きたい。
いや、それよりも彼女の声が聞きたい。
早く目覚めてほしい。心配でたまらない。
『…？炭治郎？』
炭「A！」
俺は彼女を抱きしめる。今度はもう離さないようにと、強く抱きしめる。
炭「もう無理なんかしないでくれ…」
『…ごめん。だって炭治郎との任務嬉しかったんだもん。』
炭「！！」
ああ、なんて可愛いのだろう。
炭「また行けばいいじゃないか。これからはちゃんと言ってくれよ？」
『うん！ごめんね』
炭「Aが元気なら俺は嬉しいからな。」
『炭治郎優しいね。』
炭「Aだからな。当たり前だろ〜」
少し驚いたような顔をするA。そんな所も愛おしい。
炭「A…、これからもずっとそばにいてくれ」
彼女は妹のような存在だけど
愛おしい恋人のような存在だ。
＊〜＊〜＊〜＊
むぎたんリクエスト
ありがとうございます！！！
恋人よりお兄ちゃんな感じになってしまった(＞_＜)
またのリクエストお待ちしてます〜！
譲らない。 ＊ぎゆしの･かまぼこ隊 （青魔導師（氷）さんリクエスト）→←続き
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廣岡唯 - 実弥)お前ぇかがや様だろ (2023年3月25日 15時) (
レス) @page50 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
凪 - 伊黒さん可愛すぎる！！！！ (2020年2月2日 2時) (レス) id: b575dccd32 (このIDを非表示/違反報告)
水色狐 - うぶやしきかがやお願いします！ (2020年1月12日 20時) (レス) id: cb32d2e890 (このIDを非表示/違反報告)
蒼凪(プロフ) - 夜桜さん» リクエストありがとうございます！了解しました！！続編の参の方で書かせていただきますね！ (2019年12月31日 12時) (レス) id: 963e646612 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - リクエストなんですけど宇髄さんとむいくんに夢主の事を取り合いしてほしいですっ！！ (2019年12月27日 23時) (レス) id: a0e3ff0220 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼凪 x他1人 | 作成日時：2019年8月9日 22時
