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愛しいキミへ送る、さようなら。 ページ40

♪グロキシニア【悲しい恋】


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ASidn



先日、魔神族との聖戦の決着がついた。

女神族が魔神族を封印するという形で戦が終わったのだ。

私は一人、墓の前にたつ。









A「グロキシニア・・・・・」









愛しいあなたの名前を呼ぶ。

もちろん、彼の声は帰ってこない。

グロキシニアは聖戦で命を落とした・・・・・とされている。

けど、私はすべてを知ってるのだ。



彼は怒りに飲み込まれ、魔神族側へを寝返った。

ゲラードもこの聖戦で傷ついた。

そして私は、この戦のせいで大切な幼なじみと親友の優しい心を失ったのだ。









A「グロキシニア、なんで・・・・・。まだ、あなたに伝えてないことがあるのに・・・・・」









死んでいない、そう知っているから涙はでなかった。

でも、彼は封印されてる。次いつ会えるかすらわからない。

もしかしたらこのままもう二度と会えないかもしれない。

そう思うとどうしようもなく、心が痛くなった。









A「・・・・・もう二度とあなたに会えない。そう考えるだけで心が張り裂けそう・・・・・。ねぇ、グロキシニア・・・・・もう一度・・・・・もう一度だけでいいから・・・・・あなたの声を聞かせて・・・・・」









私の声は届かない。

それは永遠に。




それならいっそ、もう楽になった方がいい。

ごめんね、グロキシニア。




あなたを









心から愛していました───。









一人の少女は少年を愛してた。

少年もまた、少女を愛していた。

3000年後、少年は自分のした選択の過ちに気づく。そして、もう二度と会えない彼女を想って嘆くだろう。








けどそれは、一時の恨みや怒りに支配され、彼女を裏切ってしまった少年への罰なのかもしれない────。









〈恋とは複雑で。〉

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M・Mっち - そふぃ。さん» マヤさん!お久しぶりですね!もちろん覚えていますよ! (2019年11月29日 22時) (レス) id: 7772235594 (このIDを非表示/違反報告)
M・Mっち - ゆっくりにゃにゃさん» 了解しました!いつもリクエストありがとうございます!遅くなるかもしれませんが、多目に見てくださるとありがたいです (2019年11月29日 22時) (レス) id: 7772235594 (このIDを非表示/違反報告)
そふぃ。 - 覚えてるかな?マヤです。 (2019年11月29日 15時) (レス) id: 261bdb2ea0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくりにゃにゃ(プロフ) - 次はサリエルのヤンデレお願いします (2019年11月27日 18時) (レス) id: 485aa4fb5c (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくりにゃにゃ(プロフ) - 採用されただけでも嬉しくて泣いちゃいます (2019年11月27日 16時) (レス) id: 485aa4fb5c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:M・Mっち | 作者ホームページ:夢猫丸  
作成日時:2019年7月9日 22時

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