240 ページ3
*
どうしようかと頭を悩ませていると、後ろから誰かがやってくるのを察知した。ナイスタイミングだ、この人に助けを求めようと目の前まで歩き出す。
gr「っぅお、……!?Aじゃないか、……ど、どうした？」
ht「ぅっひゃあいッ！！っあ、あああ、お、おはっ、おおおおはようA！！！」
『グルくん、ひとらんくん、おはよう！それで唐突だけれどあの二人の喧嘩止めてくれないかな……!?』
gr「……喧嘩ァ？？なんだ、Aの目の前だというのに物騒だな」
ht「へぇ……っそ、それは災難だったねA。相手は……あぁ、大ちゃんとコネちゃんか」
三年生だ、なんと運の良い。
兎に角この場の喧嘩はこの二人に任せることにした。私は早くトンくん手作り朝ごはんのパンが食べたい。
そう思いリビングの方へ向かおうと廊下を歩いていると、またまたとある不良くんと出会った。
sha「……お、……？……ふああぁ……、んへ、Aおはよ」
rb「……あれ、Aが早起きできとる。珍しいこともあるもんやな」
『あ、シャオくんとロボロくん！』
リビングのドア前には眠たそうに瞼を擦り欠伸をするシャオくんと目覚めの良い顔をしているロボロくんが立っていた。二人ともパジャマ姿がよく似合っている。流石はうちの不良くんだ、寝起きさえも絵になってしまう。
そのまま一緒にリビングへ入ると出来たて状態のパンが机に置かれていた。多分さっきのパンはゾムくんに食い尽くされたのだろう。
em「Aさんどうぞ、ホットココアです」
『あ、ココアだ……ありがとうエミくん！』
ソファに座ると、ブラックコーヒーが淹れられたカップを片手にしたエミくんから私の為に淹れてくれたであろうホットココアを両手で受け取る。私の大好物をこうやって覚えてくれていることが嬉しくて、熱々なまま一口啜った。
os「んひひ、おはようAちゃん。今日の髪型はどうする？」
『う〜ん……じゃあ、オスマンくんのお好みで！』
os「ほんま？じゃあなぁ〜〜……よし、ハーフアップでいこか！」
私がシュガーパンを食べていると後ろから突如現れた。オスマンくんは髪を結んだりアレンジするのが得意なお洒落さんなので、毎日毎日私の髪を可愛くヘアアレンジしてくれている。
器用すぎとしないかうちの不良くん
*
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2971人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みるく - ほんとに好きすぎる！私の性癖にドストライク。もしかして狙ってやってるぐらいにはやばい！これからも楽しみにしています！ (4月19日 18時) (
レス) id: 88c80694de (このIDを非表示/違反報告)
むぎちゃ。(プロフ) - みるくさん» みるくさんコメントありがとうございます！何回も繰り返して読んでくれて嬉しいです😭💖私もお風呂の時の3年生はお気に入りで書いていて楽しかった部分のひとつです笑体調に気をつけて頑張ろうと思います!!ありがとうございます🫶 (4月15日 0時) (レス) id: 497a8bd23e (このIDを非表示/違反報告)
みるく - 神ですか！？もうほんとに何回も繰り返して見ています！特にお風呂の時の3年が好きです！体調に気をつけてください！ (4月4日 16時) (レス) id: b48e610df0 (このIDを非表示/違反報告)
むぎちゃ。(プロフ) - wrwrd国民さん» wrwrd国民さんコメントありがとうございます！一日で全部読んだんですか!!?すごい！💖🥰ぎりぎり〜な感じのいちゃらぶでこれからもやっちゃいますよー！笑応援ありがとうございます!!更新がんばります🥰💗 (3月7日 22時) (レス) id: 67d81856a9 (このIDを非表示/違反報告)
wrwrd国民 - 初コメ失礼します！今日一日でこの話全部読みました！もうほんと天才です‼イチャイチャしてるとこなんか腰にｿﾞｸｿﾞｸって来ちゃいます！僕は変態だから、早く犯しちゃえよ！って感じです笑これからも頑張ってください！応援してます！ (2月27日 0時) (レス) @page15 id: 124eaa93ff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：むぎちゃ。 | 作成日時：2023年11月18日 20時
