やぁやぁジンの恋人です【男主】【名探偵コナン】

第7話 ページ8

｢バーボンもサングリアも潜入、情報収集が得意だから、2人で行動してもらうことが多くなるかもしれないわ。｣

『2人で？彼、優秀そうだから1人でも大丈夫じゃないかな？』

｢僕も単独行動の方がいいと思います。どちらか一方が探りの邪魔になるかもしれないですし…｣


一緒に行動して、もし、どちらかが失敗したら計画は全て無になる。
どちらかというと仕事は全て片して帰りたい方なので単独行動のが好きだ。
ジンと一緒になったら速攻で首を縦に降るが。

きっとバーボンもこのことを考えての否定だろう。


｢ジンが言ってたのよ。｣

『ジンが？…あ〜。』


きっとバーボンのことを怪しんでいるのだろう。
組織の邪魔になったら即消すタイプだからね。今、現在進行形でライのことも疑ってるし。
ちなみにライっていうのは最近幹部入りしたヤツ。

でも。でもだ。それにしても、もう少し嫉妬とかないのだろうか。恋人が他の奴と組むとか。嫉妬するところだよね普通。
まぁ俺が嫉妬しないし、陣に言えることじゃないが……
俺が浮気しないと信じてくれていると思ってくれていいのかな。それはそれでありがたいが、もっとこう、ちょっと弱っている陣も見てみたいものなんだよね。


『分かったよ。たまになら。』

｢……？さっきと言ってることが……｣

『君が下手な真似しなければジンも単独行動を許してくれるはずさ。一緒に頑張ろうか。バーボン。』


バーボンも渋々という感じで了承してくれた。
一応のパートナーとして組んできた人に裏切られるのは流石の俺も胸に刺さるものがあるから、間違ってもそういうことはしないでほしいなぁ。

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