第5話 ページ6
朝11時。
太陽はもうほとんど南の方に位置し、昼と言ってもいいというか、昼に起床。
陣は仕事で朝早くに出ていった。
俺は恐ろしいほど体の調子は良いが陣は大丈夫だろうか。
結局何ラウンドしたのだろうと思い出そうとするがイった回数など覚えてない。そのくらい熱くなったのだから陣に負担が大きくのしかかったのは確実だろう。
しかしとてもハッピーなことに陣が家を出る前、俺に軽くキスをして出ていった。
俺が寝ている陣によくするように。
夢か現実か妄想か曖昧な頭であったがこれは現実だ。絶対現実だ。俺が現実だと思ったら現実だ。
陣はきっと俺が完全に寝ていると思っていただろうが幸か不幸か俺は眠りが浅い方なのでね。
うっすらと開けた目に写った陣の姿はとても鮮明に覚えてる。
寝ている俺にキスをしてくれた後の恥じらうような顔もちゃんと覚えてる。
抱き着きたい気持ちを必死で抑えていってらっしゃいと心の中で見送ったことも覚えてる。
ほんとに恐ろしいほど可愛い恋人を持ってしまったなぁと浸っていると携帯にメールが届いた音が。
ベルモットからだ。
なんだなんだ、もう次のお仕事入っちゃったのかと気分を落としながら文面を見てみるとどうやら違うらしい。
俺が2週間仕事で空けている間、新しく幹部に入ったやつがいるから顔合わせをしておきたいとのことだ。
時間は今日の午後1時。
もう時間まで設定されてるなら強制的に来いということだろう。
ベッドから体を起こし組織本部へ行くための準備を始めた。
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ふづき - はぁすき… (2022年5月15日 17時) (レス) @page15 id: 3d9c5132e5 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - こういう大人同士の恋愛最高です。ありがとうございます。 (2021年6月25日 5時) (レス) id: 60eacbb9ae (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - お元気ですか? (2020年12月23日 3時) (レス) id: 05ebd46207 (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 好きです!! (2020年5月2日 17時) (レス) id: 05ebd46207 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - さ、最高……まさに僕の理想がつまった小説さん、、やっと見つけました…!更新、楽しみにしております、! (2019年5月17日 22時) (レス) id: 1036fcd1e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そいち x他1人 | 作成日時:2018年6月15日 21時