やぁやぁジンの恋人です【男主】【名探偵コナン】

第12話 ページ13

『で、陣はどうしても自分で殺したいと。』


食後にコーヒーを飲みながら聞く。

うんともすんとも言わないが目で訴えてくる。
殺したいんだなぁ。
でも陣の傷口を広げる訳にはいかない。ずっと仕事できなくなるぞ。バーボンに任せた調べ物が終われば話が進むんだが……

と、思っていると俺の携帯が震えた。バーボンからだ。
受信ボタンを押し耳に当てる。


『もしもし。バーボンか？』

｢はい。例の製薬会社の主席するパーティー。調べられましたよ。｣

『ん、助かる。』

｢三日後に社長ふくめた計4人で参加する○○ホテルで行われるパーティーがあります。それが終わったらあとは今月中にはないかと……｣


三日後か、結構早いけどまぁ早いに越したことはないか。


『分かった。ありがとう。』


終了ボタンを押し電話を切る。


｢4人って言ってたか？｣

『あぁ。』

｢昨日の取引でも社長とその3人が来てた。たぶん幹部かなんかなんだろ。｣

『じゃあその4人殺せば、』

｢会社は死んだも同然だろ。｣


4人ならそのパーティーに入り込んでなんか色々頑張れば俺一人でも大丈夫だろう。


｢お前がホテルに入ってその社長をベッドルームまで連れてけ。俺が屋上から撃つ。｣

『……まぁ、それなら陣が激しい動きしないし、いいよ。あぁ、隣にウォッカ連れてっとけよ。なんかあったら困るから。』

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