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…
…なんか、この世界に来て初めて人の体温に触れた気がする。
「で、確認しておきたい部屋って？」
沈黙を肯定だと捉えたのか、掴んでいた腕をパッと離すと
チシヤさんは何も無かったかのように話を続ける。
「…さっきの青年が狙われていた正面の部屋です」
「なんだ、Aちゃんって思いのほか賢いんだねえ」
「んー…運がいいだけですよ」
苦笑いで誤魔化すと、
ふーん？と興味深そうな顔でこちらを見るチシヤさん。
「時間が無いので急ぎましょう」
視線に耐えきれず動き出す。
目的の部屋に向かうと
同じ様なタイミングで奥から人影が現れる。
最後にゲームに参加した、男ふたり組の1人。
相方にアリスって呼ばれてたような。
「キミも気付いた？」
「あぁ、この部屋が“じんち”だ」
アリスくんはそう言うと、ドアノブに手をかける。
しかし、思い留まっているのか開けようとしない。
「開けないの？」
「なんで鬼は追いかけてきた？ここで待ってればいいのに」
もう1つの違和感。
「まだ何かありそうだね。でも、開けないと」
【GAME終了まで 3分】
残り時間が僅かしかない。
「…気をつけて進むしかないですね」
3人で顔を見合わせ、部屋の中へと進んだ。
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ユウカ(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます！チシヤ沼過ぎるしにそう投稿うれしいです！！ (2月6日 19時) (
レス) @page25 id: d28d804b9b (このIDを非表示/違反報告)
すわろ(プロフ) - ba5m004さん» ありがとうございます😭拙い作品ですが楽しんでお読みいただければ幸いです🥹 (2月6日 19時) (レス) id: 99e4738e40 (このIDを非表示/違反報告)
ba5m004(プロフ) - 今際の国のアリスの夢小説って中々ないので、すごく嬉しいです😊自分は文才ないので💦続き楽しみに待ってます🥰 (1月21日 23時) (レス) id: 7ecd875bc8 (このIDを非表示/違反報告)
すわろ(プロフ) - ユウカさん» ありがとうございます😭チシヤ沼案件すぎますよね😌 (1月6日 12時) (レス) id: 99e4738e40 (このIDを非表示/違反報告)
ユウカ(プロフ) - めっちゃ面白いです👍チシヤくんリアコすがる🥺 (1月5日 1時) (レス) id: d28d804b9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すわろ | 作成日時：2023年12月4日 23時
