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…
ゲーム終了まで残り少ない。
そういえば銀髪の彼に呼び止められてから全く動いてないな。
そろそろ“じんち”とやらを探しに行かないと。
あ、というかまだ名前聞いてなかった。
「あの」
「ん？」
「お名前聞いてもいいですか？」
「いいけど、キミの名前も教えてよ」
「Aです。貴方は？｣
「俺はチシヤ。Aちゃんねえ…覚えとくよ。」
よろしくね、とチシヤさんが手を出した瞬間、
すぐ下の階から銃声が聞こえる。
「わっ！」
驚いて声を上げてしまった。
慌てて口を手で塞ぐと、シーっと人差し指を立てているチシヤさんと目が合う。
下を覗くと、鬼から狙われて蹲っている男が見えた。
「あの帽子…」
鬼から狙われている青いキャップを被った青年は、
ゲームが始まる前、初心者だと皆から避けられていた人だ。
上から銃で狙われ、恐怖で動けなくなっている。
幸いにも、青年は鬼から死角の場所らしく直接撃たれてはいないみたいだ。
そこでふと違和感に気付く。
どうして鬼は遠くから撃ってきたんだろう…
視界が悪くて下の階の人なんてよく見えないはず。
なのにどうして…
そんなことを考えていれば、男ふたり組が帽子の青年を助けようとしていた。
良かった、取り敢えずは安心だ。
鬼が移動したことを確認したところでチシヤさんに話を切り出す。
「チシヤさん。私、そろそろ陣地を探しに行こうかなと…」
「当てはあるの？」
「取り敢えず、1箇所だけ確認しておきたい部屋があるんです」
さっきの青年がいた正面の部屋。
それじゃあ、次会う時も生きて会いましょうね
なんて別れようとすれば
「待って、俺も行くよ」
掴まれた腕から体温が伝わる。
「1人じゃ危ないでしょ？」
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ユウカ(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます！チシヤ沼過ぎるしにそう投稿うれしいです！！ (2月6日 19時) (
レス) @page25 id: d28d804b9b (このIDを非表示/違反報告)
すわろ(プロフ) - ba5m004さん» ありがとうございます😭拙い作品ですが楽しんでお読みいただければ幸いです🥹 (2月6日 19時) (レス) id: 99e4738e40 (このIDを非表示/違反報告)
ba5m004(プロフ) - 今際の国のアリスの夢小説って中々ないので、すごく嬉しいです😊自分は文才ないので💦続き楽しみに待ってます🥰 (1月21日 23時) (レス) id: 7ecd875bc8 (このIDを非表示/違反報告)
すわろ(プロフ) - ユウカさん» ありがとうございます😭チシヤ沼案件すぎますよね😌 (1月6日 12時) (レス) id: 99e4738e40 (このIDを非表示/違反報告)
ユウカ(プロフ) - めっちゃ面白いです👍チシヤくんリアコすがる🥺 (1月5日 1時) (レス) id: d28d804b9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すわろ | 作成日時：2023年12月4日 23時
