目撃１ ページ1
「もぉ…ダメでしょお、かずくん…こんなところで…」
「いいんだよ、見せつけてやろうぜ。俺らが熱々だってことさ…」
「もお！しょうがないんだからああ…！」
それは夕方の6時のできごと。
人通りの多い通りで、ある男女2名が熱いキスを交わしていた。
そんな場面に運悪く、夢ノ咲学園アイドル科の三年生約5名は出くわしてしまった。
守「み、見たか？今の。」
泉「当然でしょお。」
斑「あのお二人さん熱々だなぁ！」
薫「ね〜。あんな人通り多いところでちゅーなんかしちゃってさ。」
仁「いやそこじゃないらろ！だだだだって、あれ………
Aの……か、彼氏らろ？」
「「「「「…………………ふぁっ！！？」」」」」
そう。これまた運悪く。その熱いキスをしている男の方は、我らがプロデューサー、
Aの彼氏だったのだ。
ーーーー
その次の日。
『は？私の彼氏浮気してるの？マジウケる。』
泉「ウケてる場合じゃないでしょお！？」
スパーん、と泉に頭を叩かれる。うむ。我ながらいい音。
私は、昨日自分の彼氏の浮気現場を目撃した五人に、その日あった出来事を事細かく教えられていた。
ずいぶんと長ったらしい説明だったが、すっぱりというとこうだ。
五人は、下校の途中だった。
帰ってる途中に、ある熱いきっすをしてるカップルと遭遇した。
そしてその男は私の彼氏だったらしい。
だが、ここでキスをしている女は、決してAではなくもっと化粧のケバい女だった。
…つまり、これは。
『浮気』。そういうこと。
みたいなことを言われた。
え、でも待って、急にそんなん言われたら
『ウケるしかないよね。』
薫「そんな要素どこにもないからね！？」
まさかの薫にもツッコミを入れられてしまった。
どうやらこの状況は意外とやばいようだ。
実のところ、
浮気とかそこまで、気にすることか？
だって私も意外と自由にやって来たし。
と、本人は別にお気楽に考えているのだが、周りは全然そうじゃないらしく
あっちゅうまにこの騒ぎは、他クラス、そして他学年にも広まってしまっていた。
友「流石に、可哀想ですね……先輩。」
神「そんな男、我が斬ってくれるわ。」
明「大丈夫だよ！A先輩っ、明日があるって！」
『え？あっ、うん。』
なんだかいたたまれ、憐れまれ、励まされ、と今日一日でアイドル科全員の優しさを受け取った気がするのだが気のせいだろうか。
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Akari(プロフ) - 鳥頭さん» いやぁわかりますよ？タラシ書こうとすると「ハァーイ落ち着いて」の鰹節しか、でてこないんですよね。,,そうです愛してます！よく言われるのですね（）さすがですな☆ (2017年11月5日 3時) (
レス) id: 46b128c5ad (このIDを非表示/違反報告)
鳥頭(プロフ) - 日向サクさん» 背景は作品作成のところから掻っ攫ってきました…。なのでこの字体だけCSSを借りさせていただいてます。ふい字、とうてば出てくると思います！説明へたくそですねごめんなさい！ (2017年11月4日 21時) (レス) id: 2c4f467acc (このIDを非表示/違反報告)
鳥頭(プロフ) - Akariさん» 愛してるだなんて照れます(だまれ)はいよく言われます。某鰹節主将ですよねと…いやあそんなつもりはないんですけどね？(白目) (2017年11月4日 21時) (レス) id: 2c4f467acc (このIDを非表示/違反報告)
鳥頭(プロフ) - 可愛い系男子LOVE!さん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2017年11月4日 21時) (レス) id: 2c4f467acc (このIDを非表示/違反報告)
日向サク(プロフ) - すみません、CSSどこのです？良かったら教えてください(^^) (2017年11月4日 21時) (レス) id: 7c85688fc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鳥頭 | 作成日時：2017年8月26日 17時
