おさかなさんとどらごんと『Fischer's』 (ページ10)

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７匹目ページ10

不知火side

「そーだな。お前ら、接客やれｨ」

あいつらの方を見てそう言えば、奴らは"誰のことだ？"と言わんばかりに辺りをキョロキョロ見る

ったく…。名前言わなきゃわかんねぇのかｨ…

「シルク、ザカオ、マサイ、アキト、あとー、ミィカとトーカもな」

アキトはとてつもなく嫌そうに顔を歪めた

フハハハ。逃がさねぇぞｫ？←

マサイとトーカはふたりで何故か顔を見合わせ、コソコソと話す

「俺、キッチンの方行こうとしてたんだけど…」

「奇遇ですね。私もですよ」

トーカのやつ、敬語抜けねぇかなｧ…

まぁ、いいや

んー…どーすっかなｧ

トーカはよく知らんが、マサイは料理も出来るんだよなｧ

………あ、そーだ

「マサイとトーカは、ついでに売れるよーにあらかじめお菓子でもなんでも作っといてくれｨ。んで、当日は接客な」

我ながらいい提案じゃねぇかｨ？←

「なんで仕事を２つもしなければならないんですか」

「俺らだけ不公平じゃん」

知らんな←←

「マジで？チョー楽しみじゃん！うちも出来ることは手伝うから言えよ？」

「「「「「イケメンだ」」」」」

ホント仲良いな、このクラス

あ、そうか。その手があったか！

俺頭いーな。天才だ！

「ミィカ、お前

男装もして男子ウケも女子ウケも両方狙え」

「………はぁぁぁぁ?!」