1匹目 ページ4
マサイside
「トーカです。よろしくお願いします」
2回目の文化祭が間近に迫っている頃だった
彼女が、俺達のクラスに転校してきたのは
…昨日から俺の隣に新しく机が置かれたのは、そーゆー意味だったのかと、今更ながらに思った
前の席にいるはずの2人はまだいなくて、斜め後ろに座っているザカオは、興奮気味に話をしている
ザ「ねぇねぇ、めっちゃ可愛くない?!明るめな髪色なのに、大人しそーだよね。クールっぽい!」
ミ「そーだな。確かにかわいいけど、ザカ興奮しすぎ。落ち着こーな?変態っぽい」
呆れたようなミィカの声が聞こえた。実際、呆れてるんだろうけど
そんなことを考えてたら、彼女が俺の横に座っていた←
…え?!いつからいたの?!?!
ト「今さっきですけど。目、悪いんですか?それとも、頭が悪いだけですか?」
……毒吐いてきた?!しかも心の声読んだ?!
ト「いえ、思いっきり口に出してましたけど。やっぱり頭が悪いんですね」
マ「ご、ごめん。えっと、よろしく」
ヤバい。テンパりすぎて変な人だ…
ト「はい。よろしくお願いします」
けど、彼女は少し笑ってそう言った
お互い自己紹介をして、気がつけばSHRが終わっていた
……そーいやぁ、あいつら来てないな…
また遅刻か…←
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作者名:Kakao. | 作成日時:2017年6月14日 13時