好きなんだって。 (ページ10)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:6,137 hit

9話ページ10

翌日の午後。

1人で廊下を歩いていると、見覚えのある顔が近づいてきた。

田中「あ、Aちゃん？」

A「田中くん！？」

田中「なんでそんなにびっくりしてんだよ(笑)」

A「田中くんが話しかけてくれるとは…」

田中「だから、俺だって女の子にも話しかけるってば！wどうなってんだよ俺のイメージ(笑)」

A「がっつり野球部！って感じだから、話してるイメージないの(笑)」

田中「そんなにゴツいイメージか？」

A「うん…(笑)」

田村「まぁ、筋肉あるしね～」

田中「うお、びびった」

小林「どもぉ」

A「あれ！？なんでここに！？」

小林「来ちゃった(笑)」

田村「登校日じゃないのに…」

小林「だめですかぁ！？」

田中「受験生も大変なんだなぁ…」

A「豊くん、制服久しぶりに見た(笑)」

小林「あー、この間家きた時は私服だったもんな！(笑)」

田中「家！？」

小林「ん？そうそう、仲良いから(笑)」

～小林side～

・・・ふーん(笑)

面白いことになってんだ！

これは、遊んであげようかなぁ？

小林「あ、そういえばAちゃんこの間俺の家に忘れ物してたでしょ！」

A「そうだった！」

小林「今日この後取りに来る？」

A「え、いいの？」

小林「いいよいいよー！親もおらんし、気にしんときや！」

田村「ってことはつまり…」

田中/田村「家に2人きり！？」

小林「まあ……そうなるね(笑)」

A「しょっちゅうだけどね(笑)」

お！？

Aちゃん、いいノリだね！(笑)

田村「しょっちゅう！？」

田中「そんなに先輩の家通ってんのかよ」

おー、困ってる困ってるぅ！

いい感じじゃない？(笑)

でもなー・・・このまま火がついて告白されたりしたら、お兄ちゃん困っちゃうんだよなぁー・・・