幼馴染の壁

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「知り合い？」





岸「クラスメート。
池田さん、一緒に行こ」






「へぇ」






池「あの、Aちゃん、ですよね？
有名です」




「あ、うん！よろしくね？池田さん？？」





池「あ、池田妃麗です」




「妃麗…ちゃん！よろしく！」





池「はい！」






妃麗ちゃんと優太と３人で登校すると
周りの目線がすごい









『何あの子？
岸くんとAちゃんの間に入って』







なんて言われてるけど池田さんは
普通の顔してる








かっこいいなぁ









平「おはよ、Aちゃーん。」





「あ、おはよ、平野くん」




平野くんと私は同じクラスらしい




優太と妃麗ちゃんは同じクラスだってことは
さっき知ったんだけどね








平「一緒に行こ」





「うん」






岸「じゃ、帰りな」





池「行きましょう」






ちらっと妃麗ちゃんと目が合った気がした







「え、なにあれ」






平「ん？
あ、今日も岸くんと帰るの？」





「うん」






平「そっかぁ」






授業中も優太と妃麗ちゃんのことしか考えてなかった





私こんなに大好きなんだね。







あっという間に放課後になり




優太のことをいつものように教室で待っていた








吉「岸が呼んでるよ」





「あ、うん！！」





岸って単語を聞くだけで
こんなにも笑顔になれる。
好きな人の力って偉大

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