幼馴染の壁

▽ ページ32

貴方side





優太、大丈夫かな
あの後妃麗ちゃんが来て
優太は連れていかれた









平「ねぇ、岸くんのこと考えてる？」





紫耀の方を向くと
悲しい顔をしてこっちを見ていた
そんな顔しないでよ








「ごめんね、」






平「ん、大丈夫。」






こうして、また1人私が傷つけてしまう
紫耀、こんな私でごめんね







「ごめん…」







平「ねぇ、俺はどんなAでも受け入れるって言った。
だから、許すよ」









紫耀の優しさがとっても苦しかった
何故か泣けてきて
紫耀に飛びついた









「うううっ、ごめんっ、ごめん、ｯｯ」








平「なにー笑
もー、やめてよ笑」






「紫耀、ありがとう。
大好きだよ」






紫耀の方を見ると
顔を赤くして口を抑えながら
見てきた








「ｯｯ…/////」





やばい、その顔…反則






さすがにやばいと思い
紫耀から離れようとしたら
それを許してはくれなかった









紫耀は私に近づき
キスをした








紫耀と２回目のキス
紫耀で良かった









優太のことなんて忘れてた









私、こんなに好きだったんだ。








紫耀は何事も無かったかのように
私の手を取り
歩き出した

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