幼馴染の壁

▽ ページ16

岸「紫耀…
からかってんならやめてね」






「紫耀は、いい人だよ」





岸「A、」







優太が何が言いたいのか全く分からない








平「はぁー、めんどくさい。
岸くん、今度タブルデートしない？」







池「賛成します！
1度してみたかったし」







「えっと、紫耀…？
何言ってんの」






岸「わかった」








そのまま、優太とは別れ
紫耀と2人で帰ることに…








平「寝すぎでしょ笑」





「自分でもびっくりだよ」





平「てか、勝手に決めてごめんね」





「あー、いいよ？笑」





平「岸くん嫉妬させよ？」






優太を嫉妬…？





「無理でしょ」





紫耀は、余裕そうにみてるけど
絶対無理だと思うのね、






平「任せてよ」






よく分からない自信満々な紫耀に
全てを任せた








「紫耀ー？」





紫耀を見ると
電柱に向かって歩いてる






「紫耀ぶつかるよ」





平「うん」






それでも止まる気配がなく
そのままぶつかってしまった








「いや、なにやってんの」







平「なんか、避けたくなかった」







この子は…
天然なのかな？









「しっかりしてよ」






平「今週末に、ダブルデートやから、
しっかりオシャレして、
俺にボディータッチされても気にしないで」








「うん、わかった」





平「大丈夫、岸くんならきっとAのこと
忘れてないから」








その言葉にどれほど安心したかな

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