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_ 月島 side _









急に突き飛ばされたのを覚えている。









そして









____ 宙を舞う、A先輩。









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「__ っ!?」









目が覚めた。








夢……?








「い、った…」








身体が痛い。夢ではなさそうだ。




それに









「病、院…?」








背筋が凍った。




それと同時に思い出した。









僕たちは一緒に帰っていて…そして……








周りを見渡しても、あの人はいない。









「あ、月島さん、起きられたんですね」








通りかかった看護師に声をかけられた。









「あのっ、A先輩は…っ?!」









とたんに、看護師の顔が曇る。









「…今は、集中治療室に……」






「え…」









しばらくして詳しい話を聞いた。









僕達が信号のない横断歩道を歩いていた時、




車が突っ込んできた。







咄嗟にA先輩が僕を突き飛ばしたため、



僕は助かり、先輩は轢かれた。






車は、ライトのロービームと居眠り運転の



ダブルコンボだったらしい。









僕は先輩のおかげで、


腕と足の打撲だけで済んだ。









でも、A先輩は ____









集中治療室での処置により一命は取り留めたが





頭に大きな衝撃を受けてしまい、意識不明の重体。









「何でなんだよ…っ」









あの時、先輩と話していれば



車にも気付けたかもしれないのに。








どこに向ければいいのか分からない怒りや焦りを




自分の拳を握りしめることでしか解決できない。









それにしても




…痛いな。








身体も、心も、














































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設定タグ:ハイキュー , 月島蛍 , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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じゃこたま(プロフ) - うぅ…0時ぴったりにあげようと思ってたのに…うぅ…(;_;) (2019年9月27日 23時) (レス) id: 4772484cf8 (このIDを非表示/違反報告)
じゃこたま(プロフ) - まこさん» わああありがとうございます!自分の好きなように書いてて、こういうお言葉を頂けるのはとても嬉しいです…!! (2019年9月23日 20時) (レス) id: 4772484cf8 (このIDを非表示/違反報告)
まこ - すごく可愛いお話ばかりでキュンキュンさせていただきました。素敵な作品に出会いました。ありがとうございます! (2019年9月17日 13時) (レス) id: 8ab948ac9c (このIDを非表示/違反報告)
じゃこたま(プロフ) - めぐみるくさん» ありがとうございます!更新怠らないように頑張ります! (2019年8月30日 0時) (レス) id: 4772484cf8 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみるく(プロフ) - うわぁああああああありがとうございます!!!!神ですもう流石すぎます!!!!これからも応援してます!!!!!頑張ってください!!!!!! (2019年8月29日 22時) (レス) id: b734a4fc0a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:じゃこたま | 作成日時:2019年2月7日 5時

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