ぶりっ子、前世を思い出す ２ 【鬼滅の刃】

ぶりっ子 ５５ ページ9

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｢え、何？なんで呼び捨てなのお互いに？？
いつの間に？何があったの？？(混乱)｣

『(面倒くせえな)…一晩を共に過ごしただけだよ☆』

｢A…面倒だからって適当に説明しないでくれるか…｣


困ったような顔でこちらを見る炭治郎に、でも間違ってはないよね。と言っていると｢一晩を共にッ…！？｣と口に手を当てる善逸くん。

……オイお前、今何を想像した？？？


｢Aちゃんッ！それって浮気！？浮気なの！！？
お前〜〜〜！！！Aちゃんを誑かすなんてッ｣

｢お、落ち着いてくれ！俺とAは断じてそんな事っ｣

『なんか修羅場になっててワロタ』

｢｢君のせいだけど！！？｣｣


同時に叫ぶ炭治郎と善逸くんを見ていると、後ろから視線を感じた。……カナヲちゃんは、未だに蝶と戯れている。

うっわ〜、見たくねえ……。けどやっぱりあんたしか居ないよな！！不死川弟くんよ！！！

さっきからずっとこちらを見ている不死川弟くん。しかも鬼の形相で。なんでだよ……私君になんかしたっけ？？

意味もわからず睨んでくる不死川弟くんに内心ビビっていると、聞き覚えのある凛とした声が響いた。


｢おかえりなさいませ。｣

｢おめでとうございます、ご無事で何よりです｣


初日で、私のトラウマを見事思い出させた少女たちが再びそこに立っていた。

……そういえば、お館様の御屋敷にもこの白髪の女の子がいた気がしなくもないな。
ん〜〜〜？？？(記憶力皆無)

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