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 ハウススタジオを借りて複数の動画をまとめて撮影していた休憩中、現場に帯同していたじゅんたがかくれんぼがしたいと言い出してせっかくだから外には出せないけどプライベート用のGoProでその様子を撮影することに。

桃「20秒くらいでええやろ。いくでー?」

スタジオには機材や備品もあるから壊したり、ケガをしないためにいくつか約束事を決めて、ジャンケンで勝った望が鬼でスタート。

「はまちゃん、いっしょにかくれよ」

紫「バラバラのほうが見つかりにくいんちゃう?」

「……」

紫「よし!一緒に隠れるで〜!」

隠れずに撮影に回ろうと思ってたんだけど、じゅんたが怒ってるような悲しいんでいるような…なんとも言えない顔でじとっと見つめてくるから耐えられず、ふたりでなかよくクローゼットにかくれんぼ。

「しーっ!」

人差し指を立てながら静かにするように催促してくるじゅんたはにししっといたずらっ子みたいに肩をすぼめて笑ってて、望のわざとらしい「じゅんたがおらへんな〜」の声を聞いたらホームアローンの主人公みたいになってて超可愛い。

紫「つぎは俺が鬼やな。隠れろ、隠れろ〜!」

2階建のスタジオ内を探してて思ったけど、じゅんただけじゃなくてメンバーもガチで隠れてるのおもろすぎるやろ。流星とかでっかい身体折り曲げて蓋をした浴槽のなかに隠れたりしてさぁ……おやおや、出窓の端にまとめられたカーテンの下にあんよ生えてる。

紫「じゅんたみーっけ!」

「わっ!みつかっちゃったあ!」

陽当たり良好だったのか、ほっぺたをまっかにしたじゅんたがきゃあ〜とたのしそうな声をあげながら脚に抱きついてきた。うん、可愛い。

赤「じゅんたに俺らが見つけられるーん?」

青「煽ってんなぁ」

赤「見つからんくて泣いてもしらんからな〜?」

「はやくかくれて!」

桃「怒られてやんの」

俺は撮影したいからわかりやすいとこに隠れとって1番に見つけてもらい、メンバーをどんどん見つけていくじゅんたについていく。

紫「あとは淳太としげか」

桃「あいつら相手が子どもやってわかってる?」

橙「そういうとこあるよなー」

淳太は空気を読んでなのか、ガチなのかわからないけど物音を立ててしまい見つかった。が、ガチモードのしげが見つからない……あ、いいこと思いついた。

「みんなみつけたからおちまーい?」

紫「せやな、準備終わるまでおやつ食べよか」

赤「おお〜い!待て待て待て!」

「しげみーつけた!」

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作者名:26 | 作成日時:2022年5月26日 11時

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