１５：？？（★） ページ15
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ぱちっ。おめめがさめました。
しげとねんねしたのにしげがいなくて、まっくらなお部屋にひとりぽっちはさびしいからベッドを出て、テレビのお部屋をこっそりのぞいたら、しげってばじゅんたに内緒でおっきいじゅんたとあそんでた。
「じゅんたもまーぜーてっ」
仲間はずれしたらいけません！って、いつもあきとがいうてるのにしげとおっきいじゅんたいけないんだ…じゅんたも一緒にあそびたいからまーぜーてしたの。
そしたら。
赤「っ、じゅ、じゅんた…寝てたんちゃうん…？」
「ん！おきた！おはよー！」
赤「おはよーって…いま23時で…夜なんやけど…」
黄「ちょ、しげ、いいから、はよ、退けっ！」
じゅんたがぷんぷんしてしげをドンって押して、しげがふかふかのおイスからごろーんって落ちてしげがいなくなっちゃった…！
「わあ！しげ！だいじょーぶ？」
赤「あああ！ストップ！大丈夫だからストップ！」
「なんでー！じゅんたもおうまさんごっこする！」
赤「……」
黄「お馬さんごっこしてほしかったら10秒待ってろ」
「……はぁい」
じゅんたね、お風呂で１０までかぞえるれんしゅうしてるからできるんだ。いーち、にーい、さーん…しげとおっきいじゅんた、ちょっとしか見えないけど忙しそう。うふふ、なーんかおもしろーい。
「くーう、じゅっ！」
赤「10秒数えられたな。ほれ、乗ってええで」
「ん！じゅんたのーせーて！」
黄「……はいはい、どうぞぉ」
赤「ヒヒーン」
しげのせなかに乗せてもらってぱっからぱっから…おうまさんたのしいけど、しげとおっきいじゅんたがやってたおうまさんごっことなんかちがう。
「うー…」
黄「なんや眠なったんか？」
赤「よーし、ねんねするか」
「ん…ねる…」
しげがだっこでベッドのお部屋につれてってくれて、おなかぽんぽんしてくれたから、じゅんたは、しげとおっきいじゅんたがしてたおうまさんごっこやりたかったよっておしえてあげた。
赤「それはじゅんたが大きくなってからな。やないとおっきい淳太が拗ねてまうからさ」
だって。じゅんたおうまさんに乗ってる夢みた。
桃「へえ〜しげと淳太がお馬さんごっこねえ…」
青「この話、照史と神ちゃんにはしたあかんで」
「なんでぇ？」
青「なんでも」
「おうましゃん…」
桃「じゅんた！お馬さんならここにもおるで！」
紫「ヒヒーンッ」
「やっ！」
はまちゃんはおうまさんじゃなくてだっこがいいの。
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作者名：26 | 作成日時：2022年5月26日 11時
