24：ｊｎ（★） ページ24
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折角のオフなのに３時起床を強いられ、謎に用意されていた洋服に着替えるとわけもわからないまましげに手をひかれてまだ真っ暗な外へ連れ出された。エントランス前に横付けされたワゴン車の運転席にはテンション高めの�陲舛磴鶉；；，覆襪曚鼻�それなら、デートにしては早すぎる集合時間とどうみてもアウトドア向けの撥水性の高そうな服にも納得がいく。
紫「おはよう。さわやかな朝やな！」
黄「どこがや…って…ちびおるやん」
しげの大反対を押し切って助手席に乗り込むとバックミラー越しにチャイルドシートに包まれて熟睡中のちびが視界に入ってギョッとした。魚だけに。
紫「当たり前やん、ダブルデートなんやから！」
赤「いやーん、甘酸っぱい響きやーん♡」
紫「気合い入れておにゅーの服おろしてきてん」
赤「バリええやん！」
黄「アラサーがなにをダブルデートに浮かれてはしゃいどんねん…ていうかダブルデートってなんなん…」
赤「俺らと�陲舛磴鵑箸犬紊鵑燭離�ップル…いうて俺はまだ�陲舛磴鵑燭舛里海版Г瓩討悗鵑韻匹福�？」
紫「お父さんはよ認めてくださいよ〜」
あーあー浮かれとる…午前４時にしてこのハイテンション…果たして帰りまで保つのでしょうか。そんな中起きる気配もなく寝続けられる幼少期の自分の寝つきのよさに驚きつつも寝落ちしてしまい気づいたら目的地に到着していたからいまだに寝つきのよさは健在みたいです。
黄「めちゃくちゃ寒い…」
赤「ホッカイロあるけどお腹と背中貼っとくか？」
黄「…貼る」
赤「ほれお腹に貼り。背中は俺が貼ったるわー…」
黄「ありが…っ、うわ！おまっ、なにすんにねん」
ダブルデートだから張り切って��できる彼氏��でもやっているものだと思って油断していたら素肌にしげの冷たい手が触れた。いつも通りのうざ絡みにあきれていると寝起きでぶすくれているちびを抱っこした�陲舛磴鵑�やってきて「そっちもご機嫌ななめ？」とわがままな彼女をもつ彼氏トークの茶番がはじまる。
紫「ちゃちゃっと準備してまうからじゅんた頼むな」
黄「うーわぁー…子供体温ちょうどええわ…」
赤「じゅんたー、しげちゃんとこにもおいでやー」
「……ゃ」
黄「はい残念。�陲舛磴鷦蠹舛辰討�てくださーい」
まだエンジンのかからないちびにフラれたしげは哀愁漂う背中で�陲舛磴鵑里發箸悄�邪魔を挟みつつ楽しそうに準備するふたりを眺めながら、こういう作業できるひとってええなと思ってみたり。
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作者名：26 | 作成日時：2021年10月29日 1時
