Holy cow！（JW） (ページ15)

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13：ｋｍページ15

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　じゅんたがやってきてから約１ヶ月が過ぎて、大人たちも少しずつ新居での生活・子供のいる生活に慣れてきた頃、まだまだ未知数だけど淳太とじゅんたのことでわかってきたこともある。

１：同時に活動しない
　じゅんたを病院に連れて行った帰りに淳太が言っていたように淳太が起きて活動している時にじゅんたが目を覚ましたことはなく睡眠状態、その逆も然り。

２：あくまでも睡眠
　数日眠りつづけることがあっても淳太曰く「一晩寝た感覚しかない」で目が覚めると心身共にすっきりしているらしく、その辺の心配はひとつ減った。

３：睡眠＝変化ではない
　しげが言ってた同時に起きてることはないけど同時に眠っていることはあって、どこで入れ替わって戻るかは不規則。だから起きるまで大人と子供どちらかわからずガチャみたいなとこがある。

４：じゅんたは濵ちゃんがだいすき！
　その時々で順位に変動はあれど濵ちゃんだけはいつ何時も不動の１位。赤が不服そう。
そんな彼は下位でマネージャーに負けることも…。

橙「じゅんたくん、ぶーぶー乗るで」

桃「あれどこ？お気に入りの本」

緑「じゅんたがもう持ってるわ」

最近は信用できるスタッフには事情を伝えているからじゅんたと現場入りすることもあって、移動車には元より設置されていたお菓子の種類とチャイルドシートが追加された。

マ「みなさんじゅんたくん起きません…」

赤「あー……うん、淳太起きてるわ」

紫「てことは…えっと…流星いけるかぁ？」

青「ん、りょーかい」

大人の方はまだしもいつ目を覚ますかわからない幼児をひとりにするわけにもいかず、スケジュールを鑑みて時間に余裕がある又は現場に連れていけるひとが面倒をみるように自然となっていった。

そしてスケジュールを見直し調整はしたが、それぞれの仕事量を減らしたわけではないのに淳太を含む俺たち全員が誰一人として仕事に穴を開けていない。

黄「正直調子ええねん…で、考えてみたら疲労とかストレスがやばい時にちびになって起きたら嘘みたいに元気になってんの」

橙「俺らもちびが来てからゆとり出来てへん？」

マンションには防音完備のレッスン室と会議室があるから移動せずに打ち合わせとリハが行えるため送迎や移動時間の短縮、メンバー同士こコミュニケーションも増えて無駄が省けたり、といい感じ。

桃「癒し効果も半端ない！」

赤「ちびは俺らを救いに来たんやな、知らんけど」