あの子が好きなんは、俺 (ページ7)

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なんでやページ7

A「あああの、ちょっと待ってタンマ！」

治「せや、ツムいきなり何言うてんねん」

あっこっちの人はちょっとまともそう……！

治「Aと付き合うんは俺や」

違った！違った！！！！！こっちの人が一瞬フォローしたように見えたぶんたち悪いわ！

A「えええーっと。待ってストップ落ち着け」

侑治「なんや？」

A「あんたたちは何や？」

侑治「ええっ！？嘘やろ！？」

嘘やろはこっちのセリフや。こんな漫画みたいな展開は期待しとらん。

侑「おお俺のこと覚えてへん？侑や！侑！」

治「俺、治やねんけど」

A「そんな知り合いは居らん」

侑治「そんな訳無い！！」

侑「ええ！？俺覚えとるで！」

治「俺もや」

A「うちは覚えとらへんわ」

なんや？新手の詐欺やろか。付き合ったやつからお金搾り取る的な…？

A「うち、お金持ってへんで？」

侑「何言うとんのや？」

治「勝手に妄想して勝手に答えだすん。変わってへんな」

A「？？？？？」

いよいよ意味わからんくなってきた。変わってへん？うちの過去を、知っとる？

三葉「Aただいま〜遅なってごめん食べ」

そこで三葉は硬直した。

あ、カツサンドとコロッケパンやん。あれ美味しいやんな。うちは一生懸命違うことを考えた。