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侑「記憶が無い……?記憶喪失?」


A「そんな感じや」


治「何があったん…?」


A「うちが記憶を無くしたんは…小学2年生の時やて聞いてる」


三葉「聞いてる?」


A「せや、その前後の記憶がすっぽりないねん。先生が言うにはショックが大きかったからやて」


侑「先生?」


A「おん。うちを記憶喪失やて診断した脳外科の先生」


治「なんで記憶をなくしたかは、わかる?」


A「階段から足を滑らせたみたいや」


三葉「階段から?」


A「おん、普通は捻挫ぐらいで済むはずなんやけど…20メートルぐらい落ち続けたんやて」


侑「20メートル!?」


A「逆に生きとったんがおかしい高さやったねんて。うちその時7歳やったし」


三葉「Aはすごい幸運やったって事?」


A「そうかもな。不幸中の幸いや」


そう言って苦笑した。さっきから3人の空気がすごい重たい。


侑「じゃあもう記憶は戻らんの?」


A「いや、そんなことはないは」


ず、て言いかけたところで携帯がなる。


A「!?オカン!」


なんでかかってくんの!?恐る恐る携帯を耳に当てる。


A「う、うちやけど」


母「あんた何しとんの!?」


A「ごめんなさい!!」


なんでバレとんの!?あ、先生か!


母「転校早々倒れるとか…気いつけや!!」


A「はい…」


母「あんた、今起きとるてことは大丈夫やねんな?」


A「お、おん」


母「そうか……念のため先生んとこで見てもらい!」


A「今から?」


母「念のためや!ええな!?」


そう言って電話は切れた。


A「これから、病院行かなアカンなったわ…」


三葉「大丈夫?うち部活あるから付き添えへんわ…や、やっぱ休むわ!」


A「!?ええよ!大丈夫!」


三葉「そう?じゃあ気いつけてな…」


A「おん、また明日!」

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あお(プロフ) - 双子いいですね!!!!!とっても好きです!!更新頑張ってください!!続編に行く前にコメントしたかったので失礼します(^^) (2019年8月20日 11時) (レス) id: 220cf3092b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:結心 | 作成日時:2019年5月11日 18時

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