平成虹跳総合病院【HSJ.JW.SZ】

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涼介Side

治療始めてから２０分ぐらいで熱出て来た
体温知ると余計しんどくなるから測らないことにしている
さっきから微妙にお腹痛くて寝返りしたり丸まってみたりするけど良くならない
さしぶりにお腹にきたから正直キツい

涼介「っん…」

痛すぎて声が漏れる

勝利「大丈夫ですか？」
風磨「ナースコール押そうか？」
涼介「大丈夫…
ちょっとトイレ行って…くる」
智洋「倒れたら危ないし付いて行こうか？」
涼介「大丈夫だよ…」

すごい猫背になりながらトイレに向かう

涼介「…痛っ…」

治まりトイレの個室を出ると襲ってきた吐き気
口を抑えて洗い場に行こうとした時留置針ごと針が抜けてしまった

涼介「うぇっ…ｹﾞﾎｹﾞﾎおぇっ…」
？「大丈夫！？」

後ろから温かい手でけんてぃーが背中をさすってくれる

健人「針抜けちゃってるね」
涼介「ごめっ…おぇっ…なさ…い」
健人「大丈夫だよ
慌ててたんでしょ？」

健人Side

病室から一番近いトイレに向かうと案の定涼介がいて嘔吐してた

健人「針抜けちゃってるね」

急いでてその勢いで外れちゃったんだろうな

涼介「もう…大丈夫」
健人「車椅子取ってくるから待っててくれる？吐きそうになったらこのガーグルベースにね」
涼介「うん…」

急いで車椅子を取りに行く

戻ると壁にもたれかかってガーグルベースに吐いていた

健人「気持ち悪くなっちゃった？」
涼介「おぇっ…う…もう…大丈夫。」
健人「車椅子乗ろっか」
涼介「うん…」
健人「針抜けたところガーゼで抑えといて？」
涼介「うん」

言う通りに押さえているけど熱で力が入ってなくて全然押さえられてない
病室に着きベッドに移動させる

健人「涼介、服脱ごうね」
涼介「…ん」

ぱぱっと着替えさせて熱を測って留置針が刺さってた逆のところにまた刺し直して点滴を繋ぐ。

全部してるうちにもう寝てしまった涼介。
熱も38.8°cてかなりキツイと思う

出てる手を布団の中に入れ病室を見渡すと閉まってる神ちゃんのカーテン

健人「神ちゃーん？入るよ？」

カーテンを開け中に入ると真っ赤な顔して肩で息してた

健人「大丈夫！？
熱測ろうね」

測ると38.5°c！！

健人「もしかして！？」

PHSでしげにかける

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