僕らの家族の絆

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望Side

流星が心配で学校終わった後すぐに病院に来た

トントン

流星「はい」
望「望」
流星「あ、望来てくれたん？」
望「うん」
流星「ごめんな心配かけて」
望「淳太くんからなんとなく話は聞いた」
流星「そっか、明日からやねん抗がん剤治療」
望「そうなんや
ごめん明日は店の手伝いするから」
流星「毎日来てくれんでええよ？
ストレトで倒れたりしたら困るから」
望「無理はしないようにするから」
流星「じゃあそろそろ帰り
淳太くんとか心配しそうやし」
望「うん、また来るわ」
流星「エレベーターまで一緒に行くわ」
望「大丈夫、じゃあね」
流星「ばいばい」
望「ばいばい」

バスに乗って家に帰る
いつも学校帰りに流星と一緒に乗ってたバス。
隣に流星がいないからすごく寂しかった

バスから降りて少しあるくとにぃがいた。

望「にぃ、何してたん」
崇裕「お、望やんか
買い出し行っててん」
望「持とうか？」
崇裕「大丈夫やで
流星んとこ行ってたん？」
望「おん。
流星明日から治療やねんて」
崇裕「そやな、流星は強いから大丈夫やと思うで？」
望「流星やったら乗り越えられるよな」
崇裕「ほら、照史が夕飯作ってくれてるから帰ろ！」
望「うん」

大毅Side

夕飯の準備を手伝っているとにぃと望が帰ってきた

大毅「お帰り」
崇裕 望 「ただいま」
照史「あっ、お帰り！
ミニトマト買って来てくれた？」
崇裕「買って来たで」
照史「おおきに
もうご飯やから手、洗ってき？」
望「うん」

みんなのお茶碗にご飯をよそって
テーブルに置く
テーブルの上に青いお茶碗がなくて寂しい

照史「大毅、出来たらとも呼んできて？」
大毅「わかった」

箸も置いてお店を手伝ってるともを呼びに行く

大毅「とも、ご飯やで」
智洋「わかった、すぐ行く！」

今日はにぃも一緒に食べる

智洋「なんか、にぃと食べるの久々！」
大毅「ずっとカフェの方やってたからな」
崇裕「そやな」

食べ終わるとにぃはすぐにカフェの方に行ってしまった

淳太「とも、昼から病院やし
朝お店手伝ってくれるか？」
智洋「ええよ」

ともはあんまり学校行けてへんから高校から送られて来るテキストで勉強してる
なんともない日は学校行ったりしてるんやけどな

淳太「大毅は明日体育あるんやろ？
体操服持って行きや」
大毅「あっ、ありがとう」

体操服を持ち部屋に行ってかばんの中に入れる

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