第一話(3) ページ7
麻弥「確か......!」
麻弥(間違いない。あの人......前にテレビで見た安田さん! まさかアイドルとは無縁そうな人がここに来るなんて......意外。......じゃなくて、なんでこんな事に......)
男「おいてめぇ! 勝手にぶつかって謝りも出来ねぇのか!?」
英「いや、ちゃんと謝りましたよ?」
男「あんなの謝ったに入んねーよ! ちゃんと誠意を持って土下座しろや!」
英「そこまでしないとダメなんですか......。もし汚れたのならクリーニング代を出すのでそれで勘弁してください......」
男「あ? てめぇ......俺を誰だと思ってんだよ?尾仲組の幹部だぞ!? てめぇあんまり生意気な態度取ってっと、痛い目見るぞ!?」
麻弥「うわぁ、かなり凄い展開ですね......」
英「っ......あ〜......そうですか。尾仲組の方でしたか。まあいいや。ならこちらにも考えがあります」
千聖(考え......何かしら)
英「えー。僕はこの通り、警察なんですよね」スッ
英「一旦、あなたを "脅迫罪" の容疑で現行犯逮捕させていただきます」
麻弥・千聖「......え?」
男「......は?」
男「......」
男「............」
男「......ぷっ」
男「ぶわぁっはっはっはっはっは(笑)」
男「何を言い出すかと思えば、なに?『逮捕します』? 何言ってんだこいつ(笑)しかも一丁前に手帳まで持ってやがる(笑)」
男「なあ、知ってるか? 警察手帳ってな、勝手に作ったら逮捕されるんだぜ? あ?(笑)」
麻弥「......あの人、意外と厨二病? みたいなものが入ってそうですね」
千聖「そ、そうね。一体どんな考えを......?」
英「......ま、そりゃそうなるわな」
男「っ!?」
麻弥・千聖「え!?」
男「ぐあ!? は、離せ!」
英「だから言ったろ。逮捕するって」カチャッ
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作者名:腹黒 | 作成日時:2021年4月12日 22時