助けて…

肆 ページ4

貴方side


作者(飛ばします)


お父さんとお母さんが死んじゃった…
どうして？無一郎兄さんと有一郎兄さんは口を聞かなくなった




そんなある日の夜
夏の暑い夜だった
2人の兄はイライラしてた
戸を開けて寝ていたら誰かが入ってきた
そして有一郎兄さんの腕を切り落とした………
え？切った？誰なの？
そういえば前に聞いたことがある
あれはまだ前のお母さんが生きていた時…
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回想

前母｢A夜は出歩いてはダメよ｣
『どうして？』
前母｢この世界には鬼がいるの｣
『鬼？』
前母｢そう､その鬼はね夜に行動すの、太陽の光に当たると燃えて死んでしまうから｡鬼は人を食うの｣
『人を食べちゃうの？』
前母｢うん、食べて元気になるの､だから外に出ると鬼に食べられてしまうの｣
『怖い…』
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あれは鬼？
家の中にも入るの？
怖い
助けて
誰かっ
無一郎兄さんが怒った
鬼と戦いながら外に出ってった
しばらくすると日が出てきた
有一郎兄さん？
倒れてる
そばに行かなきゃ
有｢A｣
『何？』
有｢ごめん…無一郎を頼んだよ…｣
『死なないで､兄さんまで居なくならないで(๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷᷄๑)』
無｢兄さん､A｣
私は兄さんに呼ばれた途端気を失った

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