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和side
いろいろ考えてるんだろう。
ゆっくり受け入れてくれたらいい…。
でもこれだけは言わないと。
｢お前は1人じゃないから。｣
A｢え…｣
｢お母さんに申し訳ないとか、私だけ生きてていいのかとかそんなこと考えるな。｣
A｢でも…｣
｢笑って？｣
A｢え？｣
｢いいから笑って？｣
A｢なに…｣
そういいながらAは
ぎこちない笑顔を作った。
でもAの笑顔を見ないと
オレの方がおかしくなる。
オレが守っていくって決めたんだ。
たったひとりの妹だから…。
｢ふっ、下手くそかっ｣
A｢は、ひどい…。｣
｢悪い悪い、違うんだよ｣
A｢なによ…｣
｢オレがお前を守るから｣
A｢///急になに｣
｢無理しなくていいから。｣
こんな不器用なオレだけど
お前を守らせてくれ。
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作者名：杏月 | 作成日時：2016年4月2日 22時
