【名探偵コナン】この世界がある時点で事件だと思う。

page２０ あーあ。また出くわしたぜ ページ24

Aside


「で、博士！どこ行くの？」


「うむ〜、ファミリーレストランでも行こうかの」


『おっしゃ〜、そうと決まったら早く行こう！博士
朝からサッカーしてめっちゃ腹減ってんだわ』


「「わーい！レストラーン！！」


「…あなたってけっこう食い意地はってるのね」


『へへっ、ありがとうあいちゃん』


「褒めたつもりはないんだけど…まぁ良いわ」


あいちゃんはそう言うと呆れた様子で博士に
早く行きましょと言った


そして


inファミリーレストラーン


「ねぇねぇ、Aお姉さん！さっきから
あそこの席の人様子がおかしくない？」


とコナン君がひそひそ声で言ってくる


それは私も思ったけど、そう言うのは気づいてしまったら負けだと思ったので知らんぷりしていたのに
このおせっかい小学生もといおせっかい探偵は


とても真剣な表情で言ってくるその表情は
まぁ小一じゃできないね


『今、私らがあの人に話しかけたら私らが変に思われるでしょ？だからなんか変な動きがあったら
動こう』


「ああ、そうだね」


そして、私たちはそれぞれの料理を注文し
あとは料理が来るのを待つだけだった


そんな時、事件は起こる


『なぁ、コナン君あの人の持ってる黒のかばん
あやしくない？』


「…そうだね、チラチラ光ってるし
あ！あの人出て行っちゃうよ」


『あの人ジュースしか飲んでなくない？
これはますますあやしいね…』


「Aお姉さん！追うよ！！」


うそだろ、少年


『ちょっ、まってコナン君料理まだ来てない！！』


「そんなの、あとだよ！！」


そんなのって言うなよ！！そんなのって！！
めちゃくちゃ大事なもんだよ、博士が奢ってくれるんだぞ！？冷めたら無駄になっちゃうじゃん


『…だぁー！もう仕方ないなくそ死神が！！
博士ごめん、きっとすぐ帰って来るから少年団もまたあとでね』


「えーー！私たちも行きたい！！」


『ごめんね、これは遊びじゃないんだ』


言い残して、私とコナン君は店をあとにした


つづく

page２１ くっろいオーラ放ったくっろい人たち→←PEACEより：感謝しかありません☺

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