page１４ 【過去編】�� ※ちょいグロ、見なくてもこの後の物語は分かるお(*^o^*) ページ16
私は幸せで平凡な家庭に生まれた
父は給料は少なくともとても優しくしっかりした人だった
母はバイトをしながらも家事をして子供の面倒見も良いとても強い人だった
そんな二人の間に生まれて一緒に生活出来た時間は
たったの６年間だった
あれは、小学校生活が始まって一週間目の日曜日だった私たち３人は遊園地に来ていた
『パバー！！ママー！！早く早くジェットコースター乗ろう？』
「えー、最初っから絶叫系なの？俺苦手なんだよな〜」
「あんた、だらしないわね〜久しぶりの家族で遊園地なんだからはしゃがせてやんなさいよ！！」
『はしゃがせてやんなさいよ！！』
私がママのまねをしてお父さんがしぶしぶ付き合ってくれたのも良く覚えてる
そのあとも、コーヒーカップやらゴーカートやらを
楽しんで夢のようなひとときだった
そして、だんだんと日が暮れて来た頃だった
「そろそろ、帰ろっか夕飯も食べないとだし」
『えーーー、まだいるぅー！！』
「こーら、わがまま言わないの今日はよく遊んだでしょ？お父さんもひ弱ながら頑張ったしここらで
許してやってよ」
「ひ弱って…あはは」
『パパひよわ〜ヘヘヘッ』
母と一緒に父をいじったことも鮮明に覚えてる
こんな幸せな空間がずっと続くはずだったんだ
「キャーーー！！！」
どこからか女の人の悲鳴が聞こえて来て
黒のキャップにマスクを被りナイフを持った男がこちらに走って来ていた
「！！恭子！！！危ない」
母を刺そうとした男から父が母をかばい
ちょうど心臓を貫いた
顔に血が飛び散って来たことは今でも夢に出てくるほど気持ち悪くて
母は私の全身を隠すようにして抱きしめた
数分すると男は逃げていった警察が来たからだった
もう少しでも早く来てくれれば
そもそも遊園地になんかあの日あの時行かなかったら私たち家族が壊されることなんて
無かったのに
私は母に抱きしめられる感覚に違和感があるし
体重が全部のってきていた
まさかと思いつつ私は目を開け母に話しかけた
『ま…ま？』
私は絶叫した、母は何度も刺された跡があり血がベトベトになって身体中についていた
しばらくはなんとも思っていなかった臭いや
違和感、それは母が刺されて重大になっていたためだった不幸中の幸いで急所は避けていて虫の息だが生きていた
だけど、幼かった私は二人とも私を置いて行っちゃったって思った
つづく
page１５ 【過去編】�� ※上と同じ→←page１３ 死神くんてわりとズバズバ聞いてくるよね
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 211人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
緋色(プロフ) - コメありがとうございます！今日のコナンもめっちゃ楽しみです！！最近はテスト前で更新できてないんですけど今日更新する予定です！！ (2017年12月2日 14時) (
レス) id: 1c31386580 (このIDを非表示/違反報告)
まあちん - スッゴく面白いです！更新頑張って下さい！今日はリアル脱出ゲーム「ロンドン警視庁からの脱出」アニメバージョンですね！もう待ちきれません！(笑)またお話しましょう！ (2017年12月2日 13時) (レス) id: 61abba35ef (このIDを非表示/違反報告)
緋色(プロフ) - あ、すみません間違えてましたそうです。教えていただいてありがとうございます。 (2017年11月28日 7時) (レス) id: 1c31386580 (このIDを非表示/違反報告)
コミュに行けないパンダ(プロフ) - スナイパーって狙撃手(人)の事だったと思うんですが。 (2017年11月28日 0時) (携帯から) (レス) id: 5825f75603 (このIDを非表示/違反報告)
コミュに行けないパンダ(プロフ) - 緋色さん» ライフルの事じゃないですか？アサルトライフルとかスナイパーライフルとか。 (2017年11月28日 0時) (携帯から) (レス) id: 5825f75603 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：PEACE | 作成日時：2017年11月1日 17時
