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隆弘side



キスしてる時、後ろでゴミ箱を蹴飛ばす様な音がした


やっぱりね。



唇を離すと照れて赤くなる頬w




「待たせちゃってごめんね。でも、忘れ物発見できたよ。」




そう言った美優の手には真司郎のマフラーが握られてた。




まだ使ってたんだ…





様子の変わらない美優と気になる俺。




相変わらずの鈍感




「ねぇ。さっきのだれ?」

「同じクラスの山田クン。ほら、文化祭の時頭叩いて来た子。」

「ふーん。」

「どうしたの?」

「別に。」

「隆クン前に1度会ったよね。」



全く記憶にない…。

美優の話しだと

噴水公園で鈴木達と会った時に居たらしい

鈴木が知ってるって事は危なくは無いかな?

念の為、鈴木にtalkしとこ!




「美優、取り合えず家帰る?」

「何で?」

「携帯」

「あぁ。そっかw」

「忘れてたの?」

「ヘヘヘ。」

「無かったら大変だろ!」

「そうだよね。ごめんなさい。」





全く。この天然どうにかなんないのかw





毎度ヒヤヒヤする身にもなって欲しいな。。






電車から見えるオレンジ色に染まる空





駅に着く頃にはすっかり暗くなってた。





家に着いて「ゆっくりしててね」って下に降りた美優




また、携帯の事忘れてるだろ!!





探す為に鳴らしてみた。







クリスマスのメロディーが流れる





ベットの上から聞こえる音楽を便りに探すと






枕元に置いてあった。






見付かって良かったけど





携帯しろよ。意味ねぇじゃん(笑)





マグカップを持って戻って来た美優





「あったよ。」

「あっ。ありがとう。」

「また、忘れてたろ。」

「ヘヘ。探してくれてありがとう。」

「いいえ。って家出る時確認しろ、携帯の意味ねぇし。」

「今度から確認する。ごめんなさい。」




ちょとションボリしてる姿を見ると、




強く言い過ぎたかなって反省する。




気にする事ばっか増えて、




上手く立ち回れないと、





この間見たいに傷付けちゃうし。





あんまり気にしない様に努力しよ。

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設定タグ:西島隆弘 , Nissy , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ayu | 作成日時:2017年10月27日 7時

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