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隆弘side


結愛の声で見た方向……


鈴木の腕の中に居るA…


「A……ごめん、話そう。
鈴木。悪いけど、A離して…」


冷静に言ったつもり…


鈴「今、大事な話ししてんだけど」


大事な話って告ったのか…


「悪い後にして…泣いてるAのが優先だから。Aおいで」


鈴「無理に行く必要ないぞ。」


お前関係ないし、いきなり彼氏面かよ…


「離せって言ってんの聞こえない?」


「鈴木クン、大丈夫だから。。。」


鈴「A…後で話そう。」


「うん。」


結愛に連れられて戻る鈴木、宥められるA


Aの手を引いて通行止めになってた階段に座った。


「Aごめん。嫌なの思いさせた。」


「大丈夫…。」


「大丈夫なら、泣かないだろ?
思ってる事話して。」


「…ゥッ、さ、さっきの人の事。教えて…」


「うん…。」


付き合ってから別れるまで

別れてから今まで

それに初めて相手だった事…

全部隠さず話した。


更に号泣…。

抱き寄せて、背中を頭を撫でた。

落ち着くまでずっと…


「たかクン、ヒク ヒク…私と付き合ってからもキスしたりしてたの?」


「それは無い。絶対に無い。アイツがこの学校なのも知らなかったし…」


「ウン…で、でもぉ…」

「なぁに?」

「やっぱりいい..グスン」

「言って。何でもちゃんと話すから。」

「サッキ…くっつかれてもキスされても嫌がらなかったし、何も言わなかった」

「ごめん。いつもされてたから
何とも思って無くて…ごめん、最低だよな。」

「ゥゥッ…」

「でもあの後。やり直さないかって言われて、
けどAが居る事伝えたし、絶対別れないって話した」


「隆クンが何も言わないから、どうでもいいのかわかんなくて…悲しかった。」


「そんな事あるか、どうでもいい訳無いだろ。
一番大切で大事なのに…」


「でも怖い。信じたい。信じたいけど信じきれなくて。疑ってばかりで…」


「本当にごめん。わかってた筈なのに…」


「裏切られるのが怖いから捨てられるのは辛いから、逃げる事しか出来なくて…」


「バカな事言うなよ。俺は裏切らない。信じて…」


「どうしたらいいのかわかんないんだよ…」


「不安なのは、俺だって同じだ…

想いの深さが違うし

どうしても越えられない壁だってあるし

何時フラれてもおかしく無いって思う…」

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設定タグ:西島隆弘 , Nissy , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ayu | 作成日時:2017年6月6日 12時

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